2008年の国内総生産(GDP)が、年率換算で前年度比マイナス12.7%と第一次オイルショック以来の大幅な減少になりました。事前から予測されていたマイナス幅とは云え、やはり半端な数字ではありません。今日も、読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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第一次オイルショックの時は、既に社会人でしたからガソリンを始め、紙やポリ製品など、連日上昇が続いていて、GDPの減少などにはまったく気が回りませんでした。社会の仕組みや経済についてほとんど知りませんでしたから、連日将来に対する漠然とした不安を感じながら生きていました。ただ、後から振り返りますと、オイルショック時の経済にはまだまだ余裕があったような気がします。
現在の09年1-3月期も、10%以上のマイナスを予測している人が少なくありません。確かに、この今年前半も不況は続くのでしょうが、国内の個人消費はそんなに減っていないことが救いです。08年10-12月期はマイナス0.4%、年率でも1.6%マイナス程度ですから、起業をする側としては、大袈裟に不安になるマイナスではなさそうです。政府が見る経済動向と、起業家が見る動向ではけっこう隔たりがあります。
わたしは、今朝5時からスキーに行ったのですが、首都圏の経済の動脈と云われる国道16号線などは、大型トラックで長蛇の列ができていました。そのとき思ったのですが、今日発表される08年のGDPが10%以上のマイナスでも、ミクロ経済の実態そんなに悲観することはないと云う結論です。02年、03年のこの時期、16号線にはまばらなトラックしか走っていなかったものです。わたしは、国の2ヶ月前のマクロ経済の数字より、目の前の景気の現実を信用します。
それにしても、中川昭一財務相のイタリアG7での醜態は酷いですね。日本だけでなく世界中で、仕事がない、食べるものがないと云った悲鳴が聞こえているのに、この大臣はいつもの調子で酒に飲まれてヘベレケでした。このブログでも何度か書いていますが、この大臣は元来がこのような酒で失敗を何度も繰り返している人です。そして、こちらも連日取り巻きを引き連れて、ホテルで酒を飲んでいる麻生首相にしても、失業して食べるものにも事欠いている人のことなどどこ吹く風です。
これが、選挙にも政治資金にもまったく苦労を知らない二世議員の実態です。起業を考える我々とは、まったく対極に住む人たちです。どうぞ、小さな不祥事などで辞任をしないで、二世議員の能天気ぶりを公にしてもらいたいものです。政治家といい、官僚といい、この国には、大不況などどこ吹く風といった人たちが大勢いて、その人たちが日本のリーダーなのですから、もっともっと実態を公表してもらいたいものです。