今日、東京は終日激しい雨が降り続きました。この時期の雨は、花粉症の人には恵みの雨ですが、冷たく、しかも雨量が多いので人出は極端に少なくなります。お店や移動販売をしている人にとっては、ありがたくない雨です。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
《ありがとうございます。
現在、起業ランク5位から5位へ変わらずです。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ
今年の冬は、例年になく降雪量の少ない冬でした。こんな年は、川の水が少なくなることもあって、農業にとってはあまりありがたい年とは云えません。昨年の秋以降、各地で農業への就業希望者が増えていますが、この春以降の天候や水量によっては、苦しい秋を迎える人が多く出そうな気がします。農業の場合は、作物が出来過ぎても豊作貧乏という落とし穴があるだけに、1年目の就業者に幸あることを祈っています。
H さんも、昨年8月から農業の関連事業に従事しています。それまでは、インターネットの検察サイト大手で営業の仕事をしており、前の前は広告代理店と凡そ農業とは縁のない世界の人間でした。農業が将来有望な事業と云うことで、わが国の食料問題がマスコミを賑わせるようになった10年くらい前から、起業する人、転職する人が増えています。
また企業の中にも、多角化の一環として農業に参入する企業は少なくありません。居酒屋のワタミや人材派遣のパソナなど、腰を据えて取り組んで徐々に成果を上げている会社がある一方、地方の建設会社の中には、参入して1年ももたなかった会社さえあります。農業は、天候と栽培技術、マーケティング、消費者など向き合う対象の多い事業です。
H さんは、生まれ育った実家が農業と云うこともあり、わが国の農業事業者が抱える問題点や消費者のニーズなど、よく熟知した上での起業だったようです。この課題に、IT を駆使することによって解決を図ろうとしています。これまでも、IT 技術を導入して生産性を飛躍的に向上させた農業事業者や、農家から買い付けた農作物をIT 技術で効率的に販売している事業者は、大きな利益を上げています。
一方には、農業関連で軌道に乗せるまでたどり着けなかった事業者も大勢います。H さんにとっては、起業して7ヵ月目の現在は、資金的にも、事業の方向性を探る上でも最も厳しい時期に差しかかる時期です。わが国の農業の将来のためにも、H さんの頑張りに期待しています。