幸せな起業と新規事業とビジネスと:トレンド
2019-02-14T14:29:35+09:00
osa-kigyou
せっかく苦労して会社を作っても、1本の法律やひどい噂で倒産することもあるのが会社。ミクロのビジネス手法とマクロの経済分析によって、少しでも会社経営やビジネス展開に役立つ情報を提供することを目標にしてます
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非常識を常識に変えるのは時代の変化
http://osakigyou.exblog.jp/28009452/
2019-02-14T19:25:00+09:00
2019-02-14T14:29:35+09:00
2019-02-14T14:29:35+09:00
osa-kigyou
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貧富の格差を生む原因の一つに、時代の変化に対応できる人と、できない人がいることが上げられます。誰もが気付いていることと思いますが、世の中は絶えず変化を続けています。
「以前は非常識だったことが、今は常識になる」事例はいくつもあります。特に、ビジネスの世界では、トヨタ自動車と米国・GMとは永遠のライバルと思われていたのに、グーグルの自動運転出現で連携する関係になりました。
ビジネス環境や自然環境が変化を続けるなか、市民生活も否応なしに変化を強いられています。この変化を受け入れるか、拒否するかによって仕事や生活は大きく変わってきます。
所有資産による貧富の格差は簡単に解消できませんが、変化への対応は日ごろの心がけ一つで誰にでもできることです。この変化への対応は、その後の貧富の格差を解消するポイントになると睨んでいます。
変化を受け入れることによって、自前の事業が大きく変わった経営者は多数います。旧来型のビジネスではあっても、ITを効果的に導入することによって、収益が大きく膨らませた会社はいくらでもあります。
そのために日ごろから、「何が変わっているか?」「何故変わったのか?」「これからどうなっていくのか?」を常に考える習慣を身に付け、時代の変化を感じ取って自分も変えていくことが求められるのでは?
【ひと言】 ビジネスコンテストにおいて、高い評価を得た事業が実際にはうまく軌道に乗せられなかったり、評価は低かったけれど事業としては成功したり、ビジネスには運やタイミングと言った予測不能な要素が働きます。多分に、時代の変化が大きく作用しているように思います。この変化を味方にすることも事業成功には欠かせません。
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今、お客さんが求める飲食店のキーワードは
http://osakigyou.exblog.jp/25391295/
2017-02-19T19:00:00+09:00
2017-02-19T14:56:47+09:00
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osa-kigyou
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それ以前を振り返りますと、料理の味重視が長かったですし、価格の安さがリーズナブルの時もありました。接客サービスの良し悪しは現在も大きなウエートを占めています。 現在は「お店の居心地」を求めるお客さんが多くなっています。味や接客サービス、雰囲気の良さは多くのお店が当り前になって、次の課題として居心地がクローズアップされる時代です。
そのため、価格は少しくらい高くてもあまり問題にされなくなりました。代わりに、気持ちよく長く居続けることができるかどうかが、店舗選びでは重要視されるようになっています。
背景には、お客さんの高齢化が影響していると思われます。国内消費の半数以上を占めるといわれる、50歳以上の人たちのニーズが居心地を後押ししています。 一度店内に入ったら、慌しい時間を過ごすことなく、ノンビリと高齢者時間を長く過ごしたい希望が強く働くます。
ビジネスの一線でばりばり働いている若い人人も、息抜きのために、料金のことは考えずにノンビリと居心地のよい場所を選びます。その象徴的な店舗はファミリーレストランです。
東京郊外のファミレスの場合、ほとんどの店がファミリー向けというより、友達や仲間向けに落ち着いた内装にしています。
日替わり定食とドリンクバーで1千円超のメニューですが、店内に入りきれず席待ちのお客さんがいつもいる状態です。ファミレス同様に大型珈琲店も、居心地のよさを売り物にお客さんを集めています。
高価格と高品質メニューの組み合わせによって、以前のようにお店の回転率を競うことはなくなりました。お店の居心地のよさは、決してファミレスや大型珈琲店に限った話ではないです。
飲食店ばかりでなく、小売店や惣菜店、サービス業でも生かすことができないか、考えてみてはいかがでしょうか。時代の空気が、ぎすぎすして言いたいことの言えない空気の中で、居心地のよさを求めているような気がします。
【ひと言】 ビジネスが難しいと思う点は、お客さんのニーズが絶えず変わること。開業するご自身の家庭や生活は変わっているのに、会社の顧客ターゲットはいつまでも変えられないことです。延々と同じビジネススタイルを続け、お客さんに飽きられることがよくあります。これはビジネスでの落とし穴と思っています。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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利益を高めるポイントは公共性
http://osakigyou.exblog.jp/20478068/
2013-05-12T20:24:10+09:00
2013-05-12T20:24:24+09:00
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ただ、社会の動態調査に関しては、中堅・大手企業が常にチェックしていますから、同じ条件で参入しては小企業が不利です。2000年初めからいち早く高齢者向け宅配弁当を開始した起業家は、ここにきて競合する会社が増え、たいへんな苦戦を強いられています。全国に5万店もあるコンビニまでサービスを開始していますから、どう考えても勝ち目はありません。
そこで、動態調査に代わる起業スタイルとして、公益性を重視した起業に目を向ける手があります。日本社会が、現代の課題として取り組んでいるテーマによる起業です。この場合、起業する業種まで囲い込みする動態調査とは違います。あくまでも、起業するための業種は、自分のこれまでの経験を生かして探し出す必要があります。
その業種と、社会の共益性とを組み合わせて起業するスタイルです。自社の利益と、公益性とを両立させる仕組みづくりを考えた起業で、一例を上げますと、わが国の都市部では駐車場のためのスペースが不足しています。そこで考えられたのが、一時的な空地を活用しての時間貸し駐車場ビジネスです。社会のために役立っていますし、会社の利益にも寄与します。
時間貸し駐車場と聞くと、どこにでもあるビジネスのように感じるかも知れません。同じスタイルのモデルとしては、待機児童問題を解消する公共性と、幼児教育とを組み合わせて利益を上げている会社があります。政治が硬直化している社会においては、利用者のためになる公共性を考えながら、自社の利益を高めることが仕組みを考えてみては。
【一言】
今後、日本の公的な財政事情を考えますと、公共性の高いビジネスから国や自治体が手を引く可能性が高いですから、成長する余地は高いと予測されます。既に、公立図書館やスポーツ施設などは、民間企業が運営しているケースはいくらでもあります。この流れは、一般的なビジネスにおいても、影響を及ばすものと感じています。このところ相談数が少ないのでよろしくお願いします。
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再び喫茶店の時代が来ている?
http://osakigyou.exblog.jp/19252837/
2012-11-22T21:40:48+09:00
2012-11-22T21:40:26+09:00
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30年以上に渡って大手小売会社に勤めていたSさんも、昨年末にいきなり退職を勧められ、今年4月には希望退職というカタチで会社を辞めました。50代のSさんは、まったく会社を辞めることは考えていなかったといいます。他の人には会社から退職勧奨があっても、自分だけにはないと信じていたようです。
ところが、いきなり幹部から退職を勧められ、頭が真っ白くなって、何も考えることなく応じたといいます。退職後のビジネスに関してはまったく考えていなかったので、わたしのところに相談に来たときは転職は無理、起業のアイデアゼロでした。そこから、フランチャイズ加盟や昔の同僚の伝を頼ったビジネスなど、特急便でのビジネス探しに着手です。
4カ月近く自分に現実的なビジネス探しで奔走、30件以上の開業候補に当たってみて、Sさんが始めたのはショッピングセンター内での喫茶店です。これまで開業していた店舗からの居抜きでしたから、初期投資もとても少ない金額で開業ができました。以前の店舗の集客状態も知っていましたし、撤退の理由も知ったうえでの開業です。
Sさんの喫茶店は、開業以来黒字経営です。コーヒー一杯の料金が高い喫茶店は、ドトールやスタバが一般的になったここ20年ほど、衰退の一途を辿っていました。ただ、時代の流れが変わってきていて、セルフに代わるフルサービス式の喫茶店にお客さんが戻っています。郊外型大型喫茶店が、東京郊外では流行っています。
Sさんの開業からわたしが学んだのは、やはり開業する人の熱意です。頭を切り替えて、以前の肩書きを捨て、見栄も捨てて、全力で新たな世界に向かっていく熱意に、周辺が手助けする気持ちになったようです。今後、景気は悪くなりそうですし、失業する人は増えそうです。人と同じことをしてては、開業は難しいです。
【一言】
喫茶店経営は、高度成長期には退職したご夫婦が、仕事と時間つぶしを兼ねたビジネスとしてたいへん流行りました。ただ、セルフサービスのコーヒーショップの台頭によって、ほとんどが街から姿を消しています。今、退職した中高年の憩いの場がなくなっていますから、喫茶店が再び注目されています。ただ、時代に合わせた何かしらの仕組みを考えないと、長続きは難しい時代でもあります。
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本音社会へと姿を変える日本
http://osakigyou.exblog.jp/19225989/
2012-11-17T20:10:27+09:00
2012-11-17T20:10:23+09:00
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賞味期限そのものが、食品の安全にはほとんど影響がないようです。わが国では、加工食品に関しては過剰に安全を確保しています。お客さんの収入が増え続け、メーカーや卸売りの収益も上がり続けているときなら、このような過剰さも許されてきました。現在は、爪に火を灯すようにして利益を上げている時代です。
しかも、世界の食料事情が徐々に逼迫の度を高めています。お客さんの方も、そんなに早い段階で大量に廃棄するなら、期限が前倒しになっても、価格が安い方がよいと言う声も高まっています。そんな背景もあって、賞味期限に近くなった加工食品であっても、店頭で売ろうとする動きが高まってきています。
過去にはコンビニ業界で、賞味期限間近の弁当販売を巡って、親会社のフランチャイズ本部と、現場の加盟店舗との間で裁判沙汰になったことがあります。本部側は、賞味期限が近くなっている弁当の値引き販売を禁止しましたが、加盟店が売ろうとしたことが原因です。廃棄処分にすると、加盟店側が損失を被ることになるからです。
現実問題として、賞味期限といっても、健康に影響するほど古い加工食品を売っているわけではありません。そのため今後は、賞味期限が近い食品が売られる可能性が高くなっています。どのようにお客さんの納得してもらうのか、課題は多いのですが、メーカーと卸売りと、小売りが連携しますと、実現すると思われます。
わたしは、この流れは起業にも、新規事業にも、けっこう影響を及ぼすと思っています。それは、社会の本音と建前を考えますと、これまでは経済大国日本の余裕で、建前で社会のルールを仕切ってきました。ただ、これだけ日本の経済のパイが小さくなると、そろそろ本音で行動しないと利益を出すことが難しくなるからです。
【一言】
テンポスバスターズと言う会社があります。中古厨房機器のリサイクル販売においては、わが国で最大手の会社です。ほとんど独壇場の状態で、現在は新品安売りにも手を伸ばしています。この会社、発想も展開も、本音で市場を開拓してきた会社です。創業から15年ほどですが、廃業した飲食店から厨房機器を買い取って、開業する店舗に販売しています。このような本音をビジネスにすると、この国にはまだまだビジネスの種はあるはずです。
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この次にくる景気の山はどの辺り?
http://osakigyou.exblog.jp/18094011/
2012-05-31T21:09:49+09:00
2012-05-31T21:09:46+09:00
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1991年にバブル経済が崩壊し、最初の景気の山は96年に起こっています。この年、経済成長率は2.7%でした。当時は、バブル経済が崩壊していることを認識している人はまだ少なく、大型財政出動で再び景気は上昇すると多くの人は思いました。わたしも、直ぐに景気は持ち直すと考えていた一人です。
ただ、多額の不良債権を銀行が抱えており、97年4月には消費税を3%から5%に引き上げたこともあって、短い期間で好景気は終わりを告げました。そのうちに、アジア通貨危機や拓銀、山一證券、三洋証券など大型金融機関の倒産が続いて、日本経済も最悪の状態へと引き込まれていきました。
その後、金融機関が重い腰を上げて不良債権処理を始めたことにより、徐々に経済は建て直しに向かいます。03年からは景気上昇が始まりますが、中小企業には貸し渋りや貸し剥がしが激しくなり、ほとんど好景気を実感できない時期が続きました。個人消費や雇用環境の改善が実感できたのは06年です。
06年は1.8%と成長率は低いながらも好景気が実感できた年でした。ただ、07年に入りますと、サブプライム住宅ローンの影響による金融機関の倒産が、欧州ではじまりました。そして、08年はリーマンショックから世界大不況につながります。ざっと見ますと、この20年はこのような流れになります。
96年と06年周辺に景気の山が訪れました。この次の山は、4年後の16年と考えたくなります。これまでは、10年周期で大きな景気の山を迎えているからです。ただ、今の政府の予定では、消費税増税が14年と15年に予定されています。次の山がすんなり来るのか、変わるのか、考え込むところです。
【一言】
心配性の人には、あまり不幸なことは起こりません。ただ、外部からの不幸は起こらない代わり、自身の内部から病になったりしますから厄介です。そんなところから、みんなが不安に思っていると、災いは起こらないと思っています。そう考えますと、EU発の経済危機はみんなが不安に思って、大事にはならないと思っている最近のわたしです。
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3.11以後注目される「圏」の組織
http://osakigyou.exblog.jp/17307069/
2012-02-01T20:35:44+09:00
2012-02-01T20:35:43+09:00
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osa-kigyou
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圏の具体例としては、「特養老人ホームのボランティアの集まり」とか、「幼稚園のバザーで売る手作り商品を作る集まり」、「ハーレーのタンデム走行の会」、「ベトナムの人たちと国内外の旅行やベトナム料理を楽しむ会」など、名称を聞いただけで集まりのテーマが判ります。
キーポイントの一つが、このテーマがあることです。特定のテーマに興味や関心を持つ人が、主体的に集まるのが圏です。二つ目は、参加者は自由に圏へ入ったり、辞めたりすることが可能です。従来からあるコミュニティーは、同じようにテーマを持っていましたが、閉鎖的な組織でした。
同様に、従来からあるネットワークは、オープンな組織ではありましたが、テーマよりもメリットを追及していました。キーポイントの三つ目は、流動的な組織であることです。メンバーばかりでなく、開催頻度や場所もよく変わります。テーマさえ移行することがあるほどです。
博報堂生活総研の調べでは、圏を「自ら創ったり関わったり、もしくは自発的にそこにいる人と、何らかの体験を共にする、テーマや目的をもった集まりや人のつながり」と定義したところ、47.6%の人は既に圏を持っているといいます。1人平均では、2.6個の圏をもっているようです。
また、今は圏をもっていなくても、今後持ちたい人は全体の28.9%にも達します。多くの人が、圏づくりへと向かっています。圏づくりの目的は、無理のない圏づくりを行動に移すことによって、「大きな力を得ることができるから」と答えています。
今、日本人は、目先のお金や利益を得ることよりも、大きな力を得たいと思っています。圏に参加する人は、「日々安心できる力」、「女として必要な力」、「明日も頑張ろうという力」、「自由な発想という力」、「若いエネルギーを自然に吸収できる力」など、一人一人が様々な力を得ようとしています。
とても流動的な中で、「圏」と言う言葉自体が生き残れるかどうか、判りません。これまでとは違った人々の集合体が意識されています。起業の中にどう生かしていくか、わたしも先は読めません。ただ、新しい流れになって、日本人の生活を変えることは確かなようです。
【余談】
意識的に分類しなかっただけで、これまでにも圏の組織は多数存在していたはずです。3.11以後、絆の強まりでいきなりできたわけでもありません。ただ、これからこのような集まりが増えると予測できます。これまでの、趣味や目的を共有する集まりとは違う、各自のテーマを共有できる集まりです。わたしは、事前に知りませんでしたが、どうビジネスに生かすことができるか、面白い課題です。
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独裁型経営に終わりのときが来てる?
http://osakigyou.exblog.jp/16829737/
2011-11-18T20:16:08+09:00
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osa-kigyou
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全国にあった日産工場の閉鎖や、系列企業との取引停止など、それまでの調整型の日本経営とは一線を画した、コスト削減を最優先させた経営を行いました。2001年以降、日産は大掛かりなリストラとコスト削減により業績は急上昇します。
その後は、他の日本企業も独裁型経営に移行していきました。現在、不祥事で問題になっているオリンパスも、大王製紙も、読売新聞、九州電力なども、軒並み独裁型経営が幅を利かせている会社です。どちらも、管理部門出身の経営者が強引な経営で社内をまとめています。
企業が社内の財務状態をよくするときは、独裁型経営が最も力を発揮します。リストラや経費削減では、社内に多くの反対意見がつきものです。この反対の声を強引にねじ伏せ、リストラと言う名の社員の首切りを行うわけですから、独裁型でなくては不可能です。
ゴーンさんが日産の経営に携わって10年が経ちます。わが国企業の財務状態は、90年代後半の金融危機の頃には想像できないほど、健全経営を行っています。ただ、財務の良さと引き換えに、企業活力がどんどん失われる会社が続出です。
この10年間、イノベーションを感じさせる新製品はほとんどありません。数少ない中に三洋電機のゴパンがありますが、三洋はパナソニックに吸収されました。独裁型はその役割を終え、今は完全に行き詰っています。
起業したばかりの小企業においては、設立当初は独裁型経営が幅を利かせます。ただ、早急にナレッジワーカーと呼ばれる、お金の稼げる社員を育てないと、会社の将来はありません。いつまでも独裁型でビジネスを続けるより、早く仕組みを変える必要がありそうです。
【余談】
人々の心は、時代によって大きく変わります。10年前にはサッカーのtotoが大人気でしたが、今ではマニアだけの楽しみになっています。人の心の変わり方は、ビジネスにも大きな影響を与えます。この変化をしっかり押えていないと、ビジネスでは失敗の原因になります。
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バブル後世代向けビジネスは難しい?
http://osakigyou.exblog.jp/15748287/
2011-10-05T20:48:44+09:00
2011-10-05T20:48:44+09:00
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osa-kigyou
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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そんななか、お客さんを年齢層別に分けた上で営業展開を考える試みがあります。この試みで有名なのは、車や海外旅行に関心を示さない「バブル後世代」の存在です。1979~83年(昭和54~58年)に生まれた、27~31歳の人たちを指します。
この世代の人たちは、多感な小学4年生から6年生にかけての頃に、バブル経済の崩壊を経験しています。ご承知のように、その後の日本経済は坂道を転げ降りるように悪化が続いています。そのため、一度も大きな景気上昇を経験したことがありません。
そのため、この世代に共通しているのは、他者への競争意識が強く、常にワンランク上を目指していると言われます。この世代の調査を行っている『「嫌消費」世代の研究』の著者 松田久一さんは、営業戦略として「バブル後世代をターゲットから外すこと」と言っています。
逆に50歳から59歳の「断層世代」は、消費意欲が高くお客さんとしては美味しい世代とされています。世代研究の場合、バブル後と断層の違いと言っても、そんなに極端な違いがあるわけではありません。ただ、ターゲットを絞り込むとき、若者向けより中年向けのほうが売れるレベルです。
地域によっても、違いがありますから一概には言えません。ただ、起業してお客さんを見るとき、この世代の違いに注意していると、思わぬ気付きがあって一生モノのノウハウになる可能性があります。たかが世代ですが、されど世代でもあります。
【余談】
今回、原発事故の当事者とも言える、福島県の原発周辺住民の人の「(危険を)知らないのは、われわれだけだったんだ」の言葉に胸が詰まります。ビジネスでも、真っ只中の当事者が知らないケースは少なくありません。外部情報には、神経をつかって少しでも多く、取り込むように気を使うべきです。多くの方に起業相談をご利用いただきまして感謝しております。
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円高と英語公用語化とは一緒に進む
http://osakigyou.exblog.jp/15252622/
2011-08-09T20:46:00+09:00
2011-08-10T05:47:38+09:00
2011-08-09T20:46:57+09:00
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現在、大手企業のなかでも、海外での事業を広げている企業ほど売上げが伸びています。そのため、会社で使う言葉を、英語に切り替えようとするのは必然のことです。この流れに、逆らうようなことを考えても無駄です。
日本経済はこの20年間、パイをほとんど大きくしていません。逆に、国民の収入は減り始めています。この環境のなかで来日する外国人に対し、日本語を学んでから来なさいと言いだしたら、ほとんど外国人のいない日本になります。
ガラパゴス化ではなく、東洋のホンモノのガラパゴスになってしまいます。日本企業とは言っても、日本人だけを採用して安心する時代は、とうの昔に終わっています。英語の公用語化においても、勘違いをしていないで早く現実的に対応することです。
英語が本当にダメだと思うなら、国内顧客だけの企業へと転職することです。日本人は、東南アジアのほかの国の人と同じように、英語を覚えることで就職は楽になります。それが無理なら、国内事業向けの起業を急ぐことです。
【余談】
わたしも、英語に関して偉そうなことは言えません。ただ、日本人も英語を読むなり、話すなりしないとビジネスにはならないと気付いたときから、ダラダラと飽きることなく続けている一人です。語学は、短期間では身につきませんが、腰を据えて一生付き合うつもりなら、結構楽しんで英語は学べます。起業においても、英語が判ると有利なことは確かです。]]>
この先楽しみな、おひとり様ビジネスの行方
http://osakigyou.exblog.jp/15158325/
2011-07-22T20:15:41+09:00
2011-07-22T20:15:37+09:00
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2010年国勢調査の速報によりますと、現在のわが国の一世帯あたりの人数は、一人が最も多く31.2%にもなるようです。家族の単位と言いますと、従来は4人家族でした。それが、3人になり、2人になり、今は1人単位で考える時代です。
そのため、接客ビジネスにおいても、一人で来店するお客さんをターゲットにする時代がきています。そこで思い出すのは、旅館・ホテルのお客さん対応です。1960年代から高度成長期には、団体客ばかりを相手に大きな利益を上げた業界です。
2000年代になっても会社ぐるみやツアー客の団体客ばかりを想定している、旅館・ホテルの大半が姿を消しています。今の時代、家族や友人同士の少グループがお客さん単位の主流で、もはや大型の団体客は例外になっています。
今月、わたしどものスタッフが、上野の一人客専用の焼肉店に行ってきました。まず、客席数25席で全て一人客用に仕切ってあります。価格は、カルビ、タン塩など1枚250円で、ここもお一人さま仕様になっているようです。
決して安くはありませんが、質のよい肉だそうです。客単価も2000円近くになり、焼肉は放射性物質の汚染問題でお客さん離れは問題になっていますが、この店はそこそこお客の入りはようです。
今後、他のビジネスにおいても、一人客専門店が生まれる予感があります。若い人のなかに、一人で気楽な時間を過ごしたい気持ちが強いからです。この焼肉店はモデルケースになるのでしょうが、新たな業態のビジネスが生まれるか興味があります。
【余談】
上野で開業した一人向け焼肉店、アメ横に近いこの周辺は東京でも有名な焼肉の街です。安くて美味しくて雰囲気もよいのですが、一人だけでお客さんが入るには少し勇気が必要です。そんな場所に一人向け焼肉店の開業は、とても面白い試みと思います。ただ、放射能汚染の牛肉騒ぎは計算外です。早く収まることを祈るだけです。
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エシカル消費を起業に生かしてみては
http://osakigyou.exblog.jp/15084306/
2011-07-08T20:21:58+09:00
2011-07-08T20:22:01+09:00
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「自分の好きなブランドのモノを」とか、「商品を見たときの直感を大事にする」人もいます。一人ひとりの人が、誰もが基準を持って買い物をしています。この基準の一つとして、倫理とか道徳感によって買い物をするのがエシカル消費です。
昨年後半当たりから耳にするようになったエシカル。英語の倫理、道徳などそのままの意味ですが、消費者がモノを買い、サービスを利用するとき、倫理的、道徳的な視点に立って消費行動をすることです。
モノを買うときの基準の一つですが、3.11以後エシカルな視点はますます強くなっています。それは、選挙で投票をしたり、弱い人のためにボランティアをしたりするのと同じように、エシカルな視点で買い物をすることが、自分の存在意義と考える人が増えているからです。
福島県産農産物の販売会が、各地で開催されています。原発事故の発生によって風評被害にあっている福島県の生産者ですが、農家を助けようと開かれるイベントに集まるお客さんこそが、エシカル消費をする人たちです。
企業は、このエシカル消費を積極的にビジネスに活用する動きにでています。「大震災被災者の皆さんに、売上げの数%寄付させてもらいます」と言ったカタチの販促はよく見かけます。今、最も多いエシカル消費の典型的なスタイルです。
最近広がっている利他主義の考え方も、エシカルの一つの側面です。人気の企業の中には、倫理的、道徳的なビジネスを実践することで、他人のためになることをしています。その中で利益を上がることも、彼らは考えています。これまでも、エコロジーとか、ロハスと言った考え方がありました。リサイクルや地産池消などを含めて、エシカルはその上位に位置する考え方です。
起業する人がエシカルを導入することは、ビジネス実績がないだけに難しいところがあります。今後のエシカルの浸透との絡みもあります。社会に貢献したい気持ちを地道に発信し続け、扱い商品や寄付金の行方など透明性を高めることで、お客さんからの共感を得ることです。
【余談】
多分、エシカル消費と言われなくても、既に買い物において倫理や道徳は発揮しているお客さんは大勢います。日本人には、この考え方は受け入れられやすい概念です。それをカタチにして、いかに気持ちよく買い物をしてもらうか、新しい販売方法を見つけることも必要です。]]>
同じ商品なのに売れてる贈り物商品
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2011-05-11T20:40:59+09:00
2011-05-11T20:41:00+09:00
2011-05-11T15:29:02+09:00
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現在は同じ商品でも、レジを通るときに自分で使用する商品か、贈り物商品か分類が可能です。ラッピングするか、どうかの違いですが。石鹸一つとっても、購入した人が家で使う石鹸の売れ行きは不振です。それが贈り物用になりますと、売れ行きは好調です。
平成22年度にギフト用品は、18兆円近くまで売れています。しかも、以前からわが国では定着していたお中元、お歳暮、結婚の引き出物などの贈り物は、近年急速に減少しています。今人気が上昇している贈り物とは、友達同士とか、家族などでやり取りする、ささやかな贈り物です。
その背景には、バレンタインやクリスマス、誕生日など、贈り物が文化として定着したことにあります。元々わが国には、モノをあげる風習はあまりありません。精々、上司と部下の間での盆暮れにとか、ご近所へのお裾分け程度でした。
ところが最近は、若い人の間で気軽な贈り物が流行っています。特別な日に贈り物をするだけでなく、普段の何でもない日でも贈り物をします。たまたま、通りがけのショップで見かけたタオルが面白かったから、と言った理由で贈ります。
これは、世の中に贈りたがる人が増えたからです。贈答ギフトのギフコムのネット調査によりますと、20代女性の86%が「贈り物を選ぶのは楽しい」、49%は「人間関係づくりに贈り物はかかせない」と言ってます。贈り物を楽しむ人たちが、若い層を中心に多くなっています。
起業する側も、この傾向を見逃す手はありません。同じ商品でも、ただ売るよりは、贈り物商品としてラッピングして売ることにより、付加価値は相当高まります。ここが、売れているカテゴリーのミソです。同じ商品でありながら、若いお客さんなら、贈り物商品として通用しそうな商品もありそうです。
【余談】
ここ2、3日の福島原発の報道に注意をしてると、どうも再び炉心溶融が起こりそうな気配です。政府と東電の間では、手打ちの取り決めを進めていますが、もしかするとそんなことを決めても、またゼロに戻りかねない気配です。起業のリスク同様、原発にも大変なリスクがあります。これまで、リスクに目を向けてこなかった側にも問題はありそうです。起業相談、お待ちしてます。]]>
大相撲ばかりでなく、古い体質の業界は起業向き
http://osakigyou.exblog.jp/12829276/
2010-06-19T21:30:16+09:00
2010-06-19T21:30:16+09:00
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osa-kigyou
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過去に、職場でマージャンや高校野球の賭けをした一般人は多いと思います。1990年代前半あたりまでは、社内グループでの賭けはまったく問題視されませんでした。その後、見せしめ的に警察に検挙されるケースが何度かあって、今はマージャンやゴルフでプレーヤー同士が小さく賭ける程度です。暴力団が背後で胴元となっている賭けは、ほとんど警察にマークされています。
今回の相撲協会がよい例ですが、昔ながらの仕組みを踏襲している業界には、暴力団とのつながりのある個人や法人は少なくありません。プロ野球にしろ、音楽、映画などの業界は、過去に大きな問題になっています。このような人気稼業ばかりでなくても、ビジネスの世界にも古い習慣を色濃く残っている業界があります。このような業界は、起業しやすい業界です。新しい仕組みを持ち込むことで、起業しやすい業界とされています。
現在進行しているのが、農業や漁業などの1次産業です。インターネットを導入して、ネット販売する人が急速に増えています。ほかに、生産現場にIT システムを導入している人もいます。また、高価格の取引が見込まれる作物をIT を導入して計算している人もいます。そのため、この10年近くは古い体質の農・漁業が大きく変わりました。
同様のことは、葬儀関連や結婚関連、映画業界などでも起こっています。これらは、全てが古い体質の業界でしたが、そこに新しい風を吹き込む人がいます。今後も、古い業界と聞くとヤル気の沸いてくる人がけっこういるはずです。もし、あなたが関わっている業界が古い業界なら、そこは起業にとって美味しい業界と思ってください。そして、どこを変えることで起業できるか、仕組みの変更を考えることです。
フランチャイズ開業を考えている方はここから]]>
再び、近隣顧客が相手の時代到来
http://osakigyou.exblog.jp/12699890/
2010-05-25T21:23:09+09:00
2010-05-25T21:23:09+09:00
2010-05-25T21:23:09+09:00
osa-kigyou
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まったく同じような歩みで小売りにおいても、郊外のホームセンターが続々と建設された時代が頭打ちになって、2000年初頭からは売上げがほとんど伸びなくなっています。反対に、商店街で開業しているドラッグストアは人気で、業界平均では毎年10%近い売上増を記録しています。小売りの主役は、百貨店・スーパーからホームセンターに移り、今は専門店に代わっています。
このような変化は、多分に人口の高齢化がもたらす消費者層の変化に伴うものです。自動車の売れ行きが落ちていますが、クルマで買い物をする世帯層が減り始めていることが影響しています。また、大量購入する家庭が減って、少量の小口買い家庭が多くなっています。ビッグビジネスから、スモールビジネスの時代が再び到来しています。
今、小売業界で囁かれている成功のための条件は、以前成功した売り場作りを固執しないことです。ビジネススタイルは変化しています。また、他では売っていない自前商品を探してきて、他では行っていない独自の商品情報でお客さんに伝えることです。そのためには、メーカーとの間に強い信頼関係を構築することが欠かせません。ビジネスの原点に戻っているような気がしてきます。
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