お彼岸も近くなって、お墓参りの季節だが、高齢化が進むわが国には、体が不自由で彼岸やお盆のお墓参りもままならない、歯がゆい思いをしているお年寄りも多い。
そんなお年寄りの声に応えて誕生したのが、「墓参り代行」。実は、都内の造園業者が、お寺の依頼を受けて昨年4月から始めたビジネスだ。
墓石クリーニングや周辺の清掃、お参りなどを年間3万円で代行している。現在の所、1年間で約40件のお宅から注文を得ている。
初年度の注文としては上々のスタートだし、一度契約すると、その後の継続率も高いビジネスなので将来の有望なチンビズ。
もしこれから「墓参り代行」業を考えるなら、近くの墓地持ちのお寺か、墓地霊園への営業活動が第一歩になりそうだ。まだ、ほとんど知られていないビジネスだけに、市場開発者利益も期待できそうだ。