今から35年前の1974年5月15日に、コンビニのセブン-イレブンが東京・江東区東陽町に第一号店を開店しています。ただ、わが国でのコンビニの歴史となりますと、愛知県春日井市のココストアが71年7月に開店していて、ここをわが国第一号店と云う人もいます。このココストアは、ソニーの創業者・盛田昭夫さんの実家の造り酒屋が出資しているコンビニで、米国から当時最新の小売ビジネスを持ち帰ったのは盛田さんとも云われています。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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生き物には寿命がありますように、ビジネスにも寿命があります。バブルの前、I T が導入される前の80年代前半までは、ビジネスの寿命は50年と云われていました。ところが最近は、30年とか20年と云われます。I T の進歩に合わせて情報の速度が速まり、ビジネスも更新に次ぐ更新でどんどん短縮しています。コンビニについても、90年代後半には既にピークが過ぎていると云われたものです。
たまたま、タスポ効果によって昨年から1年間息を吹き返していますが、コンビニが再び売上げ上昇に向かうとは誰も思っていないと思います。同じように他のビジネスにおいても、一定のサイクルでビジネスの寿命はやってきます。ただそれでは、ほとんどのビジネスは縮小過程に入っていると思われるかも知れません。そのときに登場するのがイノベーション(革新)です。30年前のテレビと現在のテレビとを比べると分かりますが、モニター画面がある以外は、デザインもシステムと機器もまったく違ったものです。だから、テレビの名称だけが生き残っています。
学習塾にしても、リサイクルショップにしても、弁当屋さんにしてからが、30年前とは容器やオカズの生産地、値段が変わっています。ビジネスは絶えず変化してます。価格の上昇を、絶えず代替品の開発によって押さえるのです。みなさんが起業しても、開業当初に考えていたビジネスから、どんどん転換を図ることにより生き延びることを試みます。そのためには、絶えずアイデアを考えることです。起業では、開業と同時にこの転換策を導入するとどうか、判断が難題になります。
最近は、起業での難題が多いこともあって、数人のブレーンに相談に乗ってもらうケースが増えています。上場企業などでは社外取締役の存在が注目されていますが、起業でも協力者といったカタチのブレーンに、他業界での解決法、時代の先行きなど視点を変えたアドバイスを受けて、転換策の参考にします。一人で何でも解決しようとすると孤立しますから、人を上手く使うことです。