リーマンショックが、原油をはじめ農産品、鉱業資源の値上がりのなかで起ったように、現在は大不況の最中に新型インフルエンザが大発生しています。起業するときと同じで、単純な思考ではこの難局は乗り切れそうにありません。今日も読んで戴きましてありがとうございます。インフルにも罹らず、元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
《ありがとうございます。
現在、起業ランク3位から2位へ上昇中です。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ
どうも新型インフル対策では、政府は大変な失敗をしでかしたようです。時系列で簡単に説明しますと、わが国で最初に「人から人に感染する新型の豚インフル」が報道されたのは4月25日、米疾病対策センター(CDC)が米国で8件の症例が見つかったと言う報道です。次いで、メキシコ保健当局も豚インフルの疑いのある患者が千人を超え、死者が68人に達したと発表しました。
わが国政府も25日、豚輸入の検疫強化とメキシコからの帰国者への検査拡充に乗り出しています。そして翌26日、麻生首相は入国審査の水際対策と国民への情報提供の徹底を指示しました。多分、このとき既にインフル感染者は国内に入っていたようです。このブログでも、政府の水際作戦に対して既に感染者の入国していることを心配しましたが、心配は現実になっていました。神戸や大阪の高校生は、5月2日のバレーボールの対外試合の時に、既に体調不良を訴える生徒が少なからずいたと証言しています。
素人でも考えつく心配を、優秀な厚労官僚や政府が思いつかないのは、一つは経験や常識が通用しない初体験のことであり、二つめはどこの組織も人減らしでスタッフが少な過ぎるからだと思います。最近、大手企業の人と話していて感じることですが、どこの会社も人減らしをしすぎたために、新たな企画を考えるような余裕はほとんどないようです。現在は、過去の企画の焼き直しばかりで、この大不況をきっかけとした新たな発想は、外部の企画会社からの提案モノばかりです。
デパートの悲劇は、社員がモノを売ったり、販売企画を考えたりしないで、経費を減らしてスペース貸しばかりに徹したために、お客さんの声が聞こえず人がまったく集らなくなったことです。大手の企業でも同様のことが起りそうです。起業家にとって、ここにビジネスチャンスがあるような気がします。イベント一つを取ってみても、1000円高速道や忌野清志郎の葬儀、家電ポイント制など、話題になる催しには予想以上の人が集ります。地域の集りでも、同様の傾向が見られるようです。
この人が集りやすい傾向をどうビジネスに結びつけるか?知恵の絞りどころです。わたしが参加するランニング大会には、2000人近い人が参加するようです。スポーツとイベントとを結びつけるビジネスなど、これから注目されるビジネスです。面白いイベントを考えてみてください。期待してます。