関西に上陸していた新型インフルエンザは、季節性インフルと同じように全国へと広がることになるのでしょうか。政府の水際作戦は完全に裏をかかれて、誰もが国内には上陸していないと思い込んで、成田など国際空港ばかりに注意を向けている間に、関西では猛烈な速度で蔓延していたようです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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やっと下降線を描いていた景気が底を打ったばかりなのに、インフル騒ぎで再びお金の流れが細ると、わが国経済は深刻な事態に舞い戻ることになりそうです。特に、関西経済は大手電機各社が赤字経営に陥っているだけに心配です。学生の修学旅行とかビジネスパーソンの出張など、必要以上に深刻になることはないと思うのですが。これが、鳥インフルのように毒性の強いインフルでしたら、日本経済など縮みあがって一発で機能不全になるような気がします。
やはり、危機管理内閣などと大見得を切って、危機管理で人気の浮揚を考えた麻生太郎さんの責任です。新型インフレを、人気集めの小道具代わりに使いすぎました。この程度のインフレで前のめりになった厚労大臣が、血走った目で「冷静に冷静に」と云っても、彼が一番冷静さを欠いていたことは、誰の目にも見え見えでした。やはり、3年近く続く自民党のお友達内閣の緊張感のなさが、大問題が発生したとき大変なミスを犯しています。
起業でも、仲のよい人たちが会社を立ち上げるお友達起業と云うのがあります。わたしがこれまでに知っている限りでは、そのほとんどが失敗しています。みなさんにも、和気藹々とした仲のよい職場の思い出があると思いますが、その職場はどうなりました? 意外と、ビジネスとしては上手くいかない職場がほとんどではないでしょうか。ここが人間関係とビジネスとの違いです。社会ネットワーク研究所の安田雪所長の研究では、米国人1人の人間の知人は平均で1500~1600人ですが、日本人の場合は200~300人と5分の1以下です。
しかも、アジア系の人のネットワークは規模が小さく、親密度は密なのが特徴です。同じような考え方、同じような行動の人ばかりが群れます。起業においては、この同じような人ばかりが集るところに問題が起ります。顧客設定を同じタイプの人ばかりにするからです。勝手に自分たちで線引きをして、お客さん選別する愚かなことをしている会社が目につきます。起業する人は、このお友達起業には十分注意することです。
わたしが以前、会社の立ち上げ法を教えてもらった精密機器メーカーのSさんは、「仕事場には一人、居るだけで緊張する人を作るのがコツ」とよく言っていました。その人に見透かされているかも知れない、と思う緊張が仕事に対する緊張感となって、業績が上がるし、仕事に疲れないと言うことでした。みなさんには、そんな緊張する人は居ますか?それにしても、危機管理に失敗し通しの麻生内閣、結局は内閣総辞職で政権を投げ出すことになるような気がしてなりません。