昨日の皆既日食、鹿児島の悪石島は雨だったようですが、日本各地では部分日食が見えたところも多いようです。やはり、日本は南北に長い国であることを確認しました。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
《ありがとうございます。
現在、起業ランク4位から3位へ上昇中です。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ
現在わが国経済は、大不況から徐々に立ち直って、経済指標の最後の課題である失業の減少と内需の拡大に立ち向かっている最中です。やはり、この2つはそう簡単に解消されそうもありません。そんななかにあって環境ビジネスでは、電気自動車(EV)の開発に大手自動車メーカーから中小・ベンチャービジネスまでが、日々凌ぎをけずっている状態です。EVブームとも云えるほど、熱気を帯びているようです。マスク市場同様に電気自動車市場でも、新たな参入を目指す企業があります。
EVで最も有名なのは、慶応大学が行っている電気自動車プロジェクトが開発した「Eliica(エリーカ)」です。2004年から開発に乗り出していて、38の企業と提携しながら自動車を完成させています。ただ、販売価格が3000万円程度と市場性のない価格ですから、この不況の中でほんとうに製品化されるのか難しいところです。ただ、開発に直接携わった清水浩教授は、EVに関わる25件の特許を取得していますから、大変な資産価値を抱えている可能性があります。
一方、中小企業でEVを開発しているのは大阪府守口市の淀川製作所です。この会社、電機メーカー向けに板金加工を行っている会社ですが、新規事業としてゴルフ用のカートに似たスタイル2人乗り小型EVの開発を進めています。既に販売を行っている会社もありまして、東京都八王子市のオートイーブィジャパンは、イタリアのEVメーカーと提携して約260万円のEV車を昨年1月から100台売っているそうです。
EV車は想像以上に早い速度で開発が進んでいます。大量生産を目指す大手自動車メーカーの方が遅れていて、一旗挙げようと開発に乗り出した大学や中小企業、ベンチャービジネスの方が製品化に成功しているようです。わが国には、このようなEV開発企業が、10社以上はあると云われています。今後は、車のメンテナンスや関連サービスなどビジネスが増えてきます。トヨタ自動車のようにハイブリット車によって環境対応をする会社は、EVからは距離を置くことになります。新たなビジネスチャンスは、これからが本格的に生まれてくるきそうです。