27日に行われた民主党のマニフェスト発表には、内外のマスコミ500人以上の人が集まりました。北朝鮮とキューバ、ベトナムと並ぶ日本の長期政権が変わると云う事で、世界がわが国に注目しているようです。30日に行われる自民党のマニフェスト発表には、記者クラブに加盟しているマスメディアしか出席できないので、その注目度はますます差を広げそうです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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現在、エコロジーと呼ばれる商品は、これまでになく注目が集まっています。その多くは廃材利用ですが、上手く成功している例はまだ限られています。リサイクルショップなどは、最もわかりやすい例です。その他では、廃棄された自転車を再生させて途上国に輸出したり、精密機器から希少金属を取り出したり、次第にその和は広がっています。
廃棄された自動車のシートベルトやエアバックを集めて、バックを作っているのは神奈川県のM さんです。元々は工業デザイナーをしていて、ヨットのセールの帆でバックを作ることを考えていたそうです。そのバックのベルト部分にシートベルトを再生して使おうと考え、知り合いのリサイクル業者に頼んでいたシートベルトが大量だったことから、今度はシートベルトを使ったエコ商品と云うことでバックを作成することにしたようです。
シートベルトは、1本で1トンの重量に耐えられるほど強度が強く、2、3台の車のシートベルトで1個のトートバックが作れます。しかも、バックの内ポケットには車のエアバックを利用するほどエコが徹底されています。
ただ、長年使い込んだシートベルトですから、色が一定しないなどの問題があります。そのため、大量のシートベルトの中から色具合を揃えて商品化するなど苦労も多いと云います。どのバックも全て手作業ですから、価格も1万円から3万円と決して安くはありません。
それでも、1品ものの商品でエコを前面に出して3人のスタッフで300個程度を生産、全国のセレクトショップ18店で販売しています。Mさんは、あくまでも手作業によるエコバックに拘り、生産規模を増やす気持ちはないようです。エコビジネスは、お客さんのニーズによって成否が決まりますが、この国にはまだ利用されていない廃棄物は結構ありそうです。