日本の企業は、この数年大変な勢いで海外進出しています。コンビニからラーメン店まで、外国で売れる商品もサービスもあらゆる業種が、中国を中心としたアジアの国々でビジネスをはじめています。もう、国内には販売する場所がなくなったかと、錯覚するほどです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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多分、国内市場は飽和状態になったと思って、アジアの途上国に主戦場を移しているのでしょう。ただ、国内はデフレによる価格の下落が激しいことで海外に利益を求めていますが、中国ほか各国も価格体系が日本の比ではないほど安いので、利益自体は思っているほど上がっていません。今は、将来の成長期待で進出しているのが実情です。飲食業などでは、撤退している会社も増え始めました。
そこで、国内市場がそれほど収縮しているのかと云いますと、専門家の見方は分かれます。確かに、飲食でも小売でも、サービスにしても、旧態依然とした商品の売れ行きは頭打ちになっています。ただ、これまでああまり知られていない商品となりますと、市場が小さい代わりによく売れています。今注目させれている商品に絵画があります。
日本人は絵画と云いますと、ほとんどは投資の対象でした。見ることによって、自分の気持ちをリフレッシュしてくれる絵画本来の目的から相当逸脱して、もっぱらお宝意識ばかりが先にたつ人が多かったようです。ところが最近の若者の間では、いつも目にする場所に絵画を架けて、自分の気持ちをコントロールするために購入する人が増えています。
そんな人向けに絵画を提供しているのが、アートメーターです。ここでは、「平米(m2)数で絵の価格を決める」をコンセプトに絵画を売るビジネスを展開しています。制作する画家は、プロでもアマチュアでも創作する人に参加してもらって、インターネット上に掲載しお客さんに買ってもらう仕組みです。販売価格の65%が画家の収益です。
このアートメーターを運営しているのが、神奈川県鎌倉市のカヤックと云う会社です。以前、このブログでも紹介しましたが、これからの企業像を追求しているこの会社の精神は、起業を目指す人にも参考になると思います。決して、日本市場が小さくなっているわけではなく、成長が止まったこの国でのニーズの変化に対応できない大手企業が、海外に向かっているだけと思います。
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