日の出の直前は、あたりの様子が一段と暗くなると云います。景気が底を打って上昇する際には、企業倒産や失業など一段と増えるのはいつの時代も同じです。今が、まさにその時期のようで、わたしの周辺にも倒産した企業や失業した人が増えています。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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6月の勤労統計調査が発表になりましたが、現金給与総額は前年同月比で7.1%も減少したようです。夏のボーナスが減額されましたから、これまでにない過去最高の下げ幅になりました。あまりありがたくない過去最高です。これでは、内需拡大のためには欠かせない家計に財源が細る一方です。景気が一気に上昇するわけにもいかないようです。
そんな中ですが、政府が09年度補正予算で打ち出しました「ものづくり中小企業製品開発等支援事業補助金」に、想定した2000社の3倍以上の約7000社が申請をだしています。この補助金は、中小企業が新たな製品開発に欠かせない、試作品開発や製品実証など企業イノベーションに政府が手助けするものです。この大変な経済環境の中で、新製品開発をする会社はとてもKY(空気が読めない)な企業と思うかも知れませんが、どこの会社も長年の経験から編み出した知恵があります。
今後、景気が上向いて来年早々には上昇基調に乗ると思われますが、そのときは2007年や08年までの景気とは違っていることが予想されています。GDP(国民総生産)は、1.0%や1.5%の上昇で数字は変わりませんが、そこに登場している製品は相当入れ替わります。早い話が、自動車で云いますと、ハイブリッド車や電気自動車の割合が次第に増えてきます。太陽光発電も、経済に占める割合は高くなります。
照明器具は、これまでの蛍光灯からLED照明に代わります。食品にしても、野菜工場製の野菜が市場に出てきますし、衣類はユニクロのようなSPA(商品企画・生産・物流・販売)によって製造された商品が増えるはずです。一気に入れ替わることはありませんが、徐々に主役が代わってきます。これまでの不況期には、常に商品の入れ替わりが起こって、それに連れて景気も上昇していくのがパターンです。
中小企業の自社製品の試作品補助は額も規模も小さなものですが、わが国のこれからを牽引する大きな役割を担っています。当然、これから起業する人は、扱い商品を誤りますと一生後悔するようなことになります。この時代の変わり目に、判断を誤りますと起業も失敗することになります。
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