インターネットをビジネスで活用する場合、相性のよいビジネスとよくないビジネスとがあるように思います。ネット販売で売る商材にしても、全国的に知られた商品は安心して買ってもらえますが、他のショップより1円でも安く売るには大変な努力を必要とします。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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エステサロンのようなサービスは、インターネットでいくらPRをしても、サービスの質や店に雰囲気は、お客さんに伝わりにくく相性の悪い代表のようです。週末起業フォーラムが人気を呼んだ2002年に、フォーラム参加者が構築した国内空港の民間駐車場予約斡旋サイトは、相性のよさの代表選手のようなものです。運営企業が直接空港駐車場に行かなくても、現地の駐車場の管理者を通して現在の空き状況が分かるので、お客さんの誘導が楽にできます。
同じように相性の良さを見込んで、08年12月にサービスをスタートさせたのがタクシーの相乗りサービスです。「タクトモ.COM」の名称で携帯サイトを立ち上げています。サービスの仕組みは、東京、大阪など大都市で深夜に長距離タクシーを探すお客さんに会員になってもらい、携帯ネットを通じて同じ街にいて、同じ方向に帰る会員同士を結びつけて相乗りしてもらう仕組み。現在(09年6月末)、約8千人の会員を集めています。
この会社の収入は、タクシーの乗務員さんに月単位で登録してもらい、彼らから登録料を貰うシステムです。多分、この登録料のほかに、利用者が増えると飲食店などの広告料収入を見込んでいると思われます。
相乗りを乗務員さんが行うと違法行為になりますが、乗客同士が自主的に集まることで違法ではないと、運営会社は云っています。
まだ、スタートして8ヵ月ですから、ビジネスとしての成否の判断は早すぎると思います。ただ、不況で市民の倹約精神が旺盛な時代だけに、大化けする可能性はあります。このビジネスを思いついたのが、IT企業をリストラされ、1年後に会社を設立した32歳の女性社長です。彼女は、会社勤めの時からブログで趣味の株やFAに関する話題を取り上げており、そこでの人脈を通しての会社設立になったようです。起業に向け、早目の準備をして損はありません。