よくわが国で云われる定説に、「経済は1流、政治は2流の国」があります。わたしの認識では、経済は2流に転落していますし、政治に至っては3流より4流国家と思ったほうが間違いありません。長年の政治判断は、間違いの連続です。新型インフレにしても、「水際作戦で国内には絶対入れない」と大見得を切ったのは、今から3カ月半前のことです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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あのテレビカメラの前が大好きな厚労大臣は、自民党では首相候補の一人だそうです。年金問題の時もそうでした。年金不払いが大問題の時には、「来年3月までに、未確認の年金記録は確実に名寄せを完了させます」と云ったまま。全ては、テレビの前でその場限りの発言を繰り返し、その検証にはまったく答えないのが小泉政治以降の政治家の習い性になっています。国民は忘れるかも知れませんが、起業家はお客さんの一言にしろ、政治家の一言にしろ、記憶力で勝負です。意外と、世の中の変化を知る上で重要な一言があります。
東京・渋谷区神宮前の3階建てのマンション2階には、レンタル衣装店が営業しています。これまでレンタル衣装と云いますと、高級ドレスやブランド品など高額衣装品と決まっていました。ところがこの衣装店、ドレスにしろワンピースにしろ、高額品は扱っていません。おしゃれで低価格の普段着が売りで、ワンピースは6千円から8千円、バック、アクセサリー、シューズは2千5百円で、レンタル期間は2泊3日です。
お客さんのターゲットは20代から30代。この店を経営しているAさんは、それまで輸入の女性衣料品をネット販売することでビジネスを身につけ、今年7月からはこの実店舗で起業しています。この店舗が注目されるのは、ブランド品ではなく、普段着のレンタルをしている点。20代の若い世代を中心に、中古品衣料にしろ、レンタル品にしろ、他人が袖を通した衣料を着ることに抵抗感がなくなっていることです。
人間の習慣は、時代とともに変化します。それは、良い悪いとか、好き嫌いではなく、多分に必要性に迫られて変わります。時間に余裕のなくなって人は、電車の中や歩きながら軽い食事をします。同じように、普段着のレンタルが受け入れられますと、これから各地で似たようなビジネスが展開されることが予想されます。この変化は注目に値するような気がしますが。