連休に入って、ビジネスに関する熱気は後退した感があります。ただ人が休みモードのとき、起業に向け少しでも踏み出すのが起業家精神です。民主党政権も、休みを返上してやる気を見せています。来年度予算の組み換えと云う大仕事ですから、休んでいられないのは分かります。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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わたしもこの時期、溜まった資料の整理をしながら、最近の起業の変化に注意を向けています。1年前のリーマンショック前の起業環境と、今の起業環境ではまったく変わってしまいました。やはり、政権が代わったことで起業の雰囲気も変わります。先日、旧グッドウィル・グループの折口雅博代表が自己破産したように、2000年以降急速に事業を拡大させた起業家たちが、打ち揃って事業不振に陥っています。フルキャストの平野岳史社長、テイクアンドギブ・ニーズの野尻佳孝社長、インデックスの落合正美会長など、厳しい経営の局面に立たされています。
旧ライブドアの堀江貴文元社長などは、マスコミに出たがっているようですが、以前と違ってマスコミの側が環境の変化に気づいて断っているといった話が流れています。やはり、昨年末の派遣切り以降切実な問題が表面化して、起業に対しても有形無形の影響を与えました。それまであまり取り上げられなかった、「社会起業家」の存在が広く知られるようになったのも特徴です。
大不況の影響が続いているため、起業家がボロ儲けしている話は出ずらくなっていますし、実際そんなには儲かっていません。そのうえ、何をしても自分さえ儲かればよい云う人が多くなりすぎて、社会全体が限界にきているような気がします。このような時代、ボロ儲けを前面に出したPRをしますと社会の反発を招きます。実際には、高い利益を上げている経営者がいないことはありません。でも、誰もが儲けに関しては口を閉ざしています。
そんな雰囲気の現在ですから、自社の広告には社会への貢献を前面に出すスタイルが一番です。強欲者が多い今の時代、真剣に社会への貢献を考えることです。また、社会起業家を目指すことも悪くありません。この時代の雰囲気をよく認識したうえで、起業を目指してください。