連日、鳩山内閣の閣僚は、わが国が抱える問題の施設を直接見るため視察を続けています。大臣がいかにも仕事をしてるように見せかける演出で、現地を見て歩かなくても、ビデオやテレビ会議を利用することで効率よく意見が聞けると云った意見もあります。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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それでも現地に直接出向いて、人と出会い、周辺の雰囲気を読み取り、直接声を聞かないことにはモノゴトは始まりません。これは、起業においてもまったく同じです。わたしには、5年前の後味の悪い思い出があります。当時、起業相談を始めて間もないころでした。札幌の若い男性からフランチャイズでの開業で相談を受けました。そのやり取りの3ヵ月後に、いきなり中古本とCDのリサイクル店を今度開業しますとメールがありました。
彼自身は情報システム会社にシステムエンジニアとして働いていて、準備期間をおかずにフランチャイズ本部の担当者に開業準備を任せ、いきなり開業すると云うメールでした。いくら何でもこれは乱暴過ぎます。開業準備をそうですが、起業にあたってはそれなりの気持ちの切り替え期間が必要です。会社の従業員が、いきなり経営者モードに切り替えて仕事をするのは無理です。
それでも、彼は既に加盟金を本部に支払っていたこともあり、そのまま突っ走ってしまいました。それから7ヵ月後に、「借金をする前に閉店します」とお礼を添えたメールがありまして、連絡が取れなくなりました。唯一の救いは、彼が若いことです。まだまだやり直しが利きます。これに似た、相当乱暴な起業をする人は今もなくなっていません。
事前のプレ・マーケティングをしないで開業したり、取引先との契約書を丁寧に読まないで契約したり、危なっかしい起業は後を絶ちません。現在ではわたしも、フランチャイズへの加盟を希望する人に、「加盟金を捨てても、危ない開業は止めること」と云っています。普通の起業においても、山登りと同じで、あたりの気配がおかしい時は、引き返す勇気が必要です。また、事前の十分な準備に勝る、起業必勝法はありません。
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