各地で屋台村が誕生しています。1990年代後半にも、全国的な屋台村ブームがありました。地価の下落によって、建設を予定していた土地が急に中止になったときなど、空き地の有効利用を目的に不動産会社などが主導して、出店者を集めて営業を始めています。今日も読んで戴きましてありがとうございました。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
《ありがとうございます。
現在、人気ブログランキング 起業部門 5位から4位へ上昇中です。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ
そのため、出店者の事情などお構いなしに閉店させられるリスクはありますが、安い賃料で設備費も低額で開業できるため、初めて飲食店で開業を目指す人には人気があります。そして、屋台村には大変人気が集まるのも全国共通しています。安い開業費で出店できるため、ほとんどの居酒屋は低料金を売り物にしています。この低料金が今の不況の時代にぴったりなのです。
居酒屋は全国にありますが、本当に大変な過当競争を演じています。若者の酒離れや亭主の小遣いの減額、会社の経費での支払い厳禁など、お客さんは年々減って支払える金額も減額されているのに、どこの居酒屋も値下げをしません。逆に、メニューのレベルアップを図って客単価を上げることばかり考えいます。そのため、お客さんはますます足が遠のく悪循環に陥っています。
そのようなお客さんの受け皿に、屋台村がなっているような気がします。この悪循環は、決して居酒屋だけではありません。多分、上は百貨店から下は近所の八百屋さんや肉屋さんまで、日本の店舗が大なり小なり抱えている問題です。新たに起業して成功する店舗は、このわが国の店舗のウィークポイントをよく認識している人が経営している店です。
思い切って安い価格で販売できる人か、他では販売しない品物を売っている人です。わたしのところから近い東京・立川市でも、屋台村が今年6月からスタートしています。ここの目玉は缶詰屋さんです。いわしや鯨から始まって、アザラシ、熊、鹿と云った珍しい肉まで、約100種類の缶詰を販売しています。やはり、30~50代の男性がお客さんの中心ですが、時折女性のお客さんも見かけます。この缶詰、時代にはぴったりマッチした商品ですが、上手く繁盛しますか、興味のあるところです。