新潟の広告代理店のK 社長が始めたフリーペーパーの「美少女図鑑」、今全国制覇に向けて着々と事業を広げています。その内容は、年間2、3回の発行で、ページ数は約70P前後、2万部の限定で配布しています。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気でお過ごしですか。コンサルタントの中山です。
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このフリーペーパー、全てファッションがテーマですが、モデルは地元の若い女性で、衣装は地元の専門店が、ヘアーは地元の美容室が、プランニングは地元の専門学校が提供しています。元来、K 社長は1999年に普通のフリーペーパーの作成、配布のために広告代理店を起業しました。その延長線上に生まれたのが、地元の美少女を100名以上掲載したフリーペーパー『新潟美少女図鑑』です。02年のことです。
その後、美少女図鑑のアイデアを沖縄に持ち込んで、05年に「沖縄美少女図鑑」を発行し、06年にはモデルとなった地元の美少女が芸能プロダクションと契約することになって注目を集めました。07年5月、K 社長は「美少女図鑑」で商標権を取得します。その後は、「大阪美少女図鑑」を手始めに全国の道府県ごとに1社とライセンス契約を結び、フリーペーパーの作成ノウハウと「美少女図鑑」の題字を使う権利を与えるビジネスを展開しています。
ビジネスモデルとしては比較的簡単で、モデルとなる身近な美少女とスポンサーの専門店、ブテック、美容室、アクセサリー店、それに制作を担当するK 社長の会社によって、フリーペーパーが作成、配布されていきます。これまでにも、「美少女図鑑」と似たような題字が脚光を浴びたことはありました。ただ、調理で云うなら、一番美味しい背肉の部分だけを食べて、他は捨てていました。「美少女図鑑」の場合、頭から尻尾までほぼ肉の部分は調理している感があります。
ここで大事なのは、商標権を取得した題字です。ジャダレではありませんが、登録している商標権を自社で使うだけでなくライセンスすることによって、息の長いビジネスと、安定的な収入が可能になります。このビジネスモデルは、今後起業を考える人にとっても、現在のビジネスの拡大を考える人にとっても、とても参考になると思います。
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