最近は、1年前と比べますと身の回りの光景が大きく変わった気がしません? 確かに、自民党から民主党へと政権交代が起こりました。その前には、リーマンショックと云う大きな経済変化も経験しました。そんなことがあったせいで、モノを買うにしても、どこかに遊びにいくにいても、気持ちがすごく変わった気がしてます。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業コンサルタントの中山です。
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08年暮から、起業の風景も大きく変わった気がします。わたしが知る情報は、新聞、テレビ、雑誌などマスコミを通じての情報、地方の協力者の人から教えてもらった情報、それに地元の中小企業の人たちを通じての情報と、そんなに幅は広くありません。そんな中で気づくのは、一つには社会起業と呼ばれるジャンルの起業が増えていることです。
NPO(非営利団体)が典型なのですが、従来は国が行ってきた事業を、民間が半分ボランティア、半分有料で行う事業です。Tシャツの販売で、料金の一部を募金に回すような事業がそれにあたります。特に、20代の若い人の起業では、この傾向がとても強くなっています。学生の就職が厳しくなっていますし、就職しても辞める人が増えていますから、この社会起業に参加する人は、これからも増えると思われます。
二つ目には、起業にかかる初期投資額がどんどん少なくなっています。この1年間に、1億円以上の大型投資による起業はこれまでになく減少してます。大不況以降、国が起業に支援をしている欧米や中国、韓国などと違って、わが国では平成の徳政令ならぬ、既存の中小企業に融資返済猶予が政治課題になりそうなおかしな雰囲気です。こんなことでは、起業を考える人はますます増えそうにありません。
本来ならば、現在の保証人制度の改変や起業資金の融資制度の優遇により、起業がしやすい環境を整えることで、社会の雰囲気も、世の中の景気も、直ぐに上向くはずです。ただ今は、わが国の社会も、経済環境も大きく変わり始めています。起業にとっては、これからが面白くなりそうな気がしています。