年々、会社勤めの人の所得は減っています。外国からは、日本政府に内需を増やすよう指摘されていますが、給料が減っては消費を増やすことはできません。景気を上昇させるためにも、国内の需要を高めることです。そのためには、企業が社員の給料を増やすことが一番です。企業は、総論として全国の社員の所得上昇には大賛成です。ただ自分会社の従業員に対しては、給料を上げることには大反対なために、日本の内需はいつまで経っても高くなりません。30年以上前から指摘されている課題で、今も堂々巡りをしてます。
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今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業コンサルタントの中山です。日本人の所得が下がりますと元気になる業界があります。レンタル業界です。個人の購買力が落ちますから直接の消費はしませんが、その代わりに必要なモノや一時的に欲しいモノを借りることにします。ご承知の通り、わが国ではこれまでもレンタルビジネスは大きな市場を形成してきました。
CDやDVDなどのレンタルビデオ店は、ほとんどの都市に進出しています。結婚衣裳や和服、ドレスなどのレンタルも、催事には欠かせないものになっています。他にも、自動車やスキーのレンタルなど、けっこう国民生活の中に溶け込んでいるレンタルはあります。最近は、所得の減少により新たなレンタルがビジネスとして始まっています。
注目したいのは、中年をターゲットにしたオートバイのレンタルです。まだスタートしたばかりですが、オートバイ好きにはヨダレが出そうなハーレーダビッドソンやBMWなどを日割りでレンタルするビジネスです。また、20代の若者向けには、パーティー用のドレスや衣料をレンタルするビジネスも始まっています。昔からひっそり行われてきた自転車レンタルも、最近はリメークして新たに開業していますし、ブランド品のレンタルも元気です。
こう考えますと、レンタルする商品は今後も広がりそうな気がします。ある種のムダと贅沢とを交換するような心の作業ですから、気持ちよくお客さんに商品の提供と対応ができますと、リピート率の高いビジネスへと姿を変えそうです。今後、どんなレンタルビジネスが誕生するか、関心を持ってみていこうと思います。興味のある方は参考にしてください。