例年、11月と言いますと来春から学習塾で起業を目指す人にとって、最後の追い込みで多忙を極める時期です。今年は、新政権による子ども手当てが来年度からスタートすることもあって、例年以上に学習塾での起業は熱気を帯びています。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業コンサルタントの中山おさひろです。
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学習塾が加熱する原因には、昨年9月のリーマンショック以降、好調と言える業種が限られていて、学習塾は数少ない業種の一つです。また、リストラや希望退職など会社を辞める中高年にとって、就職先はまったくありませんから、手っ取り早い起業として学習塾に飛びつく人も大勢います。その上に今回噴いて沸いたような子ども手当てです。結局は、大勢の人が学習塾での起業を目指すことになりそうす。
一口に学習塾と言いましても、有名学校への進学を目指す進学塾と、学校の勉強の補助的な役割を担う補習塾ではまったく性格が違います。進学塾での起業を目指す場合、自分で教えるのは難しいですから、専門の教師をスカウトしてきて、塾の運営はそちらの先生にお任せするケースがほとんどです。けっこうお金は掛かりますが、仕組みさえしっかり作れると安定した経営が可能です。
一方、補習塾に関しては、最近各地で授業料の値下げが起こっていて、塾経営は厳しさを増しています。ここの市場は競争が激しいため、1教室だけ孤立した経営を行うよりは、フランチャイズに加盟する方が効率的でリスクの少ない経営ができると言われます。子ども手当てが期待できるととはいえ、競争も相当激しい市場が補習塾の世界です。
最近、第3の学習塾とでも言える塾が広がり始めています。第3の塾は、中高年で起業する人の中に、自分なりの教育論の実践を目指す人で、受験勉強とは一線を画した人間形成を目的とした塾です。教育関係者などにも、この第3の学習塾は人気があるようです。
問題は、多くの人が目指すこれら学習塾ですが、多くの人が同じ目的で行動をするとき、ほとんど勝算を計算できません。他人と同じ行動に巻き込まれると、大体は上手く行かないものです。同じ方向に流される前に、まずよく考えてから行動を起こしてください。そして、他の塾とは少しでも違った方針で経営をすることです。
フランチャイズでの開業を考えている方