わたしは、地元の水泳クラブに加入しています。今日は、対抗戦でスクールバスに乗って小一時間ほどのクラブまで泳ぎに出かけてきました。年に一回のこの対応戦では、これまでなら終了後に祝勝会とか残念会とかを実施してきました。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。コンサルタントの中山おさひろです。
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この飲み会が楽しみで、水泳をしている人さえいるくらいです。それが、約30人の参加者のうち、今日の残念会に参加を希望する人はたったの一人でした。クラブのコーチが、何度も誘いをかけましたが最後まで1人以外は手を挙げませんでした。これまでにないことが、今わたしの身の回りで起こっています。そしてこのような現象は、日本各地においても起こっていると思います。
人が集まり、団体で居酒屋へと行動する人が急速に減っています。その最大の原因は、誰もの収入が減少していることにあります。11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、明治安田生命保険が10月に実施したアンケートでは、小遣いの平均額は、同じ質問をした07年と比べ、夫が14%減の3万5299円、妻が33%減の2万1057円も減っています。こんなに大幅な減額では、もう気楽に飲食店に出かけることは難しくなります。
わが国で、デフレが本格化してきた現状では、起業のスタイルもデフレ型に変えざるをえません。従来と同じような起業を行っていては、事業を軌道に乗せることも、その後に継続的に事業を続けることも難しくなります。デフレに関して言いますと、既存の企業の方が、新たに起業をする人よりもずっと厳しい環境に置かれています。従来の仕組みのまま価格を5%、10%引き下げる方が、これから安く仕入れて販売する起業家よりも、数倍難しいからです。
わが国では、98年頃から6年近くデフレ経済を経験しています。わたしは、この時のデフレに関してはキメ細かいウォッチングをしています。これからは、起業の情報にデフレ情報も混ぜて提供していこうと思います。5年ほど前に言われたことですが、資産家はデフレによるモノの下落で、5億、10億といった資産価値を下げました。起業家の場合は、そんな資産がありませんから、上がるばかりです。デフレは厳しいようですが、起業家にはやり方次第でそんなに悪くはありません。