今から150年前の11月24日、英国でダーウィンの「種の起源」が出版されています。実際の題名は、「自然選択の方途による、すなわち生存競争において有利なレースの存続することによる、種の起原」と言うそうで、ビジネスとは関係はないのですが、今でも経営学で種の起源はよく使われます。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業コンサルタントと中山おさひろです。
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種の起源とは自然における選択のことです。「(1)生物がもつ性質は個体間に違いがあり、(2)その一部は親から子に伝えられ、(3)環境収容力が繁殖力よりも小さいため生まれた子の一部しか生存・繁殖できない。性質の違いに応じて次世代に子を残す平均的能力に差が生じるので、有利な個体が持つ性質が維持・拡散するというメカニズム」(引用:ウィキペディア)を言うそうです。簡単に言いますと、自然選択によって生物は常に環境に適応するように変化し、種が分岐して多様な種が生じるとダーウィンは主張しました。そして、この過程を生存競争、適者生存などのフレーズを用いて説明しています。
よく言われる、種が何万年以上に渡って生き延びているのは、賢いからでも、強いからでもなく、環境の変化に対応することができたからと言われます。美人の女性でなければ結婚はできないかと言いますと、決してそんなことはありません。わたしは、家に帰るたびに確認しています。また起業においても、有名大学出身者や出来のよい人間でなければ成功しないかと言いますと、決してそんなことはありません。多分に空気の読めないタイプの起業家で成功している人は大勢います。
ただどんな起業家でも、世の中の変化についていけない人は起業に失敗すると言うことを、種の起源は暗示しています。わたし自身、種の起源の元本を読んだわけではありません。多分、ここのキモの部分を除くとおおよそ退屈な本だと思います。わたしのレベルでは、とても太刀打ちできそうもありません。
日本経済新聞朝刊に、「-成功と持続の条件-200年企業」と言う連載が毎週水曜日掲載されています。一つの企業が200年続くということは、大小織り交ぜた事業の転身の連続です。常に変わり続けています。ただ、そのときそのときの経営者は常にお客さんが何を求めているか、お客さんのニーズに対しては誰もが敏感に反応しています。
起業にあたっても同じです。常にお客さんの求めているモノを念頭に、いつでも変われる勇気が求められます。ただ、実際に起業してから事業転換は大変なことです。特に、そこそこ成功していますと、変化をすることは言うほど易しいことではありません。
「
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