『死に物狂いでやらなでけへん』 は、パナソニックの創業者 松下幸之助さんが社員に難題を吹っかけ、そこに立ち向かうときハッパを掛ける言葉として使ったと言われます。起業は、死に物狂いでやらなくてはできません。しかも、これからの時代はビジネスで生き延びるだけでも、死に物狂いになる必要がありそうです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気でお過ごしですか。コンサルタントの中山おさひろです。
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今の日本経済の現状をわたしなりに分析しますと、個人でも企業でもお客さんは、従来から使用している商品やサービスは購入しますが、新規の購入は極端に控えています。そのため不況でも売れているのは、これまでの必需品を惰性で買っている個人や企業がほとんどです。これまで購入していなかった商品を新たに買い行為は、お客さんが躊躇しています。
新たに起業した人が大変な苦戦を強いられるのは、お客さんのこのような消費行動のためです。元々保守的なお客さんが、この不況でますます財布の紐をきつくしています。このような厳しいとき、起業した人間は死に物狂いであらゆることを試みます。多分、好況の時には、恥ずかしくてとっても出来ないことも、この不況のなかで何でもやらなくては生きていけません。
現状は、それほどひどい不況です。ただ、この不況は決して悪いことばかりではありません。これまでわが国に溜まっていた垢を流します。あってもなくてもよい会社は、この不況で姿を消す可能性があります。あなたの会社は、大丈夫ですか。もしかすると、現在の産業の主流とされる自動車、電機などは、新たな産業にとって代わられることも起こりそうなのが、今の時代です。
最近、経済学者がよく言うことに、わが国は歴史の転換点にきていると言います。このような時代に、起業家は何をするべきなのかを、考えるときです。人間、苦しくなるとなるほど、信じられない発想が生まれます。死に物狂いに成らざるを得ない時代に生きています。この不況では、その発想を生かすチャンスです。明日は、歴史の転換点について考えてみようと思います。