この年末、企業の倒産はあまり増えてはいません。リーマンショックから1年以上経って、経営状態の元々悪い会社は多くが姿を消しています。その代わり、経費の節減が徹底していますから、収益に結びつかないサービスを中止する企業が、これからますます増えそうです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。お元気にお過ごしですか。起業コンサルタントの中山おさひろです。
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サービスの中止で困るのが、IT系のビジネスで利用されているサービスです。KIDDが提供してきた掲示板が、年内をもってサービスの中止を決めたことで困っているWebサイト運営者がけっこういます。また、メール配信やデジタルチラシなども中止する会社が後を絶ちません。無料のブログを提供している会社などでも、いきなりの中止がありそうです。困るのは、プロバイダー提供の無料サイトを運営している人で、中止が即サイトの閉鎖になりますから、人によっては死活問題です。
インターネットのサービスは無料と決め込んでいる人がいます。そのような人が、サービスの中止で慌てることになります。世の中、単純に無料でサービスできるものなどなく、裏には広告収入やマーケティング料金が動いているケースがほとんどです。起業を考える以上、その背後でどのようなお金の動きがあるのか、調べた上で利用するくらいのリスク管理は必要です。
不況になりますと、生き残っていけるのは本物のビジネスです。お客さんから必要とされるビジネスだけです。そのため、詐欺が多くなるのも不況のこの時期です。お金にシビアなときに、簡単に儲かるとか、無料とかの言葉に乗せられて騙される人が増えます。1990年代後半のデフレ時期に、情報商材が人気になりました。起業とはまったく性格の違ったビジネスですが、マルチ商法のように購入者が購入者を呼んで、広がっていきました。
現在も、似たような風潮が広がっています。こんな時期こそ、安易なタダのサービスや簡単に儲かるビジネスには気をつけることです。長いこと生きてきたわたしですから分かりますが、簡単に儲かる起業などはありません。学生の頃の不正行為でテストに合格するようなもので、長い目でみたら何も自分のためにはなっていないのと同じです。
起業で悩んでいる方