消費不振のわが国で、例外的に需要が高まっているのが健康ビジネスです。小売業や飲食業の売上げは、横ばいや下降線を描いていますが、健康関連のビジネスに関しては、長いこと上昇を続けています。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。コンサルタントの中山おさひろです。
《ありがとうございます。
現在、人気ブログランキング 起業部門 5位です。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ
ペットビジネスも市場の拡大が続いています。ただ、犬を飼う人の話を聞きますと、背景にあるのは健康のようです。犬を飼うようになって朝起きる時間が早くなった。散歩に出すことで、自分の運動になっていると言った声を聞きます。わが国の高齢化が進行するのと並行して、健康ビジネスはますます盛んになりそうです。
そんななか、最近アウトドアのフィットネスクラブやランニングクラブが増えています。不況のせいで、室内のフィットネスクラブは会員の減少が始まっていると言われます。特に、若い女性会員の退会が広がっていて、フィットネス業界の経営は厳しくなっています。反対にアウトドアのフィットネスは、09年3月にアウトドアフィットネス協会が発足し、現在11団体が加盟しています。
このような団体以外に、独立系の組織が各地にできています。また、ランニングクラブやウォーキングクラブ、ハイキングクラブ、企画系の旅行会社など、屋外での健康ビジネスを集計するだけで相当数の組織があります。これらの特徴は、組織が誕生してまだ10年も経たないところがほとんどです。ビジネスモデルとしても確立していませんし、営利組織なのかNPO(非営利組織)に近い組織なのかさえはっきりしません。
ビジネスとしては、ほとんどがこれからの組織です。ただ、これまでの小売や飲食と違って、目的が健康の維持であり、リピート率の高いお客さんばかりです。しかも、モノや味が売りものではなく、健康によい楽しい時間が売りですから、経営者として組織運営の仕組みがまるで変わります。はっきり言って、新しい経営方法と事業展開が求められます。ただ、この市場は想像以上に大きく、需要の広がりも期待できます。