今年も記憶に残る凶悪な犯罪がいくつもありました。それでも、犯罪数の統計では、終戦直後の無秩序な時代と比べると、犯罪数は少ないといいます。ただ、身近な土地で起こる悪質な犯罪は間違いなく増えている気がします。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業コンサルタントの中山おさひろです。
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12月23日付朝日新聞朝刊には、消費者金融への利息の払いすぎで、債務者が返還の手続きを依頼した弁護士や司法書士に、手数料の取られ過ぎや過払金が債務者に支払われない事例が、増えていることを警告しています。債務者の無知や弱みに付けこんだ事件ですが、弁護士や司法書士の中には、「消費者金融への過払いのような金になる依頼は、今後期待できないので今が稼ぎ時」と、脱税でも摘発される人が増えています。
似たようなケースは、起業を目指す人の間でも発生しています。公的な起業家支援組織の起業セミナーを受講した40代の女性は、セミナー講師に質問をしたことから知り合い、個人的にコンサルティングを依頼しました。その後、間違いなく成功するビジネスを紹介すると言うことで、多額の謝金を支払いましたが結局は日の目を見ることなく起業も失敗しました。
多分に「成功するビジネス」など、言った言わないの水掛け論になって、支払った人がバカを見るケースがほとんどです。現在は世の中全体に、悪どい事をする人が多くなっていることは確かです。人間、探し物をしている時は他の事に無神経で無警戒です。起業に成功することばかりに気を取られていますと、横からの悪魔のささやきに簡単に騙されてしまいます。
法の番人とされます弁護士や司法書士でさえ、弱い立場の債務者を騙す時代です。起業においても、人に騙されないように十二分の注意することです。士族の言うことは間違いないとする先入観を捨て、まずは人をしっかり見ることから始めましょう。