東京の新宿、渋谷と言った繁華街は、この年の瀬になって多くの人で溢れています。ところが、人出が多い割りに周辺の飲食店には、お客さんのほとんど入っていない店がたくさんあります。路上から溢れるほどの人がいるのに、店員が必死にお客さんを呼び込んでいる光景は奇妙です。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。コンサルタントの中山おさひろです。
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飲食店の不振が深刻な原因は、国民の大半の収入が減って、外食を止める人が増えているからです。複数の家族がいる人ばかりでなく、独身者も家で食事を作って食べます。収入が減ったことに対する消費者の知恵ですが、そこで消費に大きな変化が起こりました。
安くて美味しいお米が売れています。従来は、新潟の「コシヒカリ」や宮城の「ひとめぼれ」と言った人気ブランド米ばかりが持てはやされました。最近は、北海道の「ななつぼし」や千葉の「ふさこがね」、福島の「ミルキークイーン」と言った地域の米が全国で売れています。また、お米だけでなく、高額の炊飯器や包丁といった調理機器や器具まで影響がでています。
国民の食生活に大きな変化が起きていると思われます。このような変化は、不況の時の一時的なものと思われがちですが、意外とそのまま受け入れられることが多くなりました。今後景気がよくなっても、このように合理的な理由で一度身についた習慣は、そんなに簡単に変わることがありません。
この変化を、今後の起業に生かさない手はありません。多くの人は、家庭内での食事が増えたことによって、新たな商品の購入に積極的です。現在、人気を集めています米粉パンも、このような流れの中の商品です。あなたの起業においても、ぜひこの変化のタイミングを生かしてください。
年末年始 恒例 「
起業ざんまい」を始めています。
休みを有効に活用して、起業に向けて動き出しては
