最近、無性に腹が立ったことの一つに、大学の教員が就職に苦労している学生に対し、「就職が難しかったら、起業でも考えるか?」と云って笑いを取っているそうです。わが国では、企業勤めの経験のない教員に限って、起業を軽くみる傾向があります。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。コンサルタントの中山おさひろです。
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多くの産業系大学では、学校の収益を増やす目的で学内ベンチャーの設立に力を入れています。ただ大半の大学ベンチャーは、黒字経営にすることができず、学校経営の重荷になっていると言われます。一流大学が学内の知恵を集めて運営する企業が赤字なのに、中学を卒業して直ぐにITの世界に入り、ネット広告の会社を経営している若者の会社が、黒字という事も当たり前にあるのが起業です。
起業の世界は、学力によっては決まりません。10年ほど前までなら、米国のビジネス手法を学んだ人が大挙して日本に帰って、起業を成功させたことがありました。ソフトバンクの孫正義さんが命名した、米国で成功した事業を日本に持ち帰る「タイムマシン経営」が成功した時期です。特に、IT系のビジネスは、米国の仕組みを早い者勝ちで競って導入して成功を収めました。
そんなタイムマシンも、現在ではほとんど通用しません。起業が増えないことで、わが国の景気や雇用はいつまで経っても上向きません。1社起業することで、会社の設備や備品を揃え、人を新たに雇用するため、経済効果はとても大きくなります。今の日本にとって必要なのは、この起業を起こす人たちです。自分でリスクを取り、新たなニーズを作る人たちを大切にすることです。
就職先が決まらないから起業でもしたらなどとは、決して言ってはいけない言葉です。わたしは、このブログを見て起業を志す人に、一人でも多く成功してもらいたいと思っています。この年末年始は、しっかりビジネスプランを考える時間にしてみては。
年末年始 恒例 「
起業ざんまい」を始めています。
休みを有効に活用して、起業に向けて動き出しては