最近は不況のせいもあって、技術系ベンチャー企業の話題はあまり聞かれなくなりました。ただ、時代の大きな変革に差し掛かっていることもあり、水面下では特異な技術で業容を拡大させている会社があります。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。コンサルタントの中山おさひろです。
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トライウインは、50代を中心とした技術者が集まって作った会社です。社長のN さんはパナソニックのを54歳で飛び出し、この4年間で売上高16億円の会社に成長させました。中心となる製品は、小型のカーナビゲーションシステムで、他に地デジチューナーやデジタルフォトフレームの製造販売をしています。
製造は、台湾や中国のメーカーに委託、技術開発からデザイン、製品開発、販売までをほとんど協力企業との合作で、社員数は30人弱と少数精鋭を貫いています。この仕組みは、ipod やパソコンを製造しているアップルと同じ発想の企業経営です。トライウインが保有しているコア技術は、独自の製品開発力と、製造コストを大幅に削減するためのノウハウや技術だけです。
このような会社が製品開発をしますと、日立やソニーなど大所帯の大企業は、製品作りのスタート段階で固定費が圧倒的に違うため、勝負する市場さえ間違わなければ生き残ることが可能です。今後は、わが国においても、このような運営を行う会社がますます増えてきそうです。もし、若い人が、技術系ベンチャー企業の設立とを考えるなら、中高年の技術者を有効に使いことを勧めます。
今の段階では、パソコン周辺機器やパーツに集中していますが、将来は電気自動車の開発も視野に入っています。今の段階では、自動車電池の開発がメインになっています。しかし、電気自動車本体こそ、ベンチャー企業にとっては開発の本丸といえます。電気自動車の周辺機器を含めまして、市場はますます広がりそうです。このチャンスを見逃す手はありません。
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