成人の日が、1月15日から第二週の月曜日に変わって、どうも納まりが悪くて仕方ありません。欧米風の祭日の決め方なのでしょうが、祭日の必然性が薄れていくような気がします。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。コンサルタントの中山おさひろです。
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成人の日はご承知のように、わが国では二十歳になった人間を大人として扱う、通過儀礼(イニシエーション)の元服や裳着の現代版として執り行っています。本来、酒を飲んで大騒ぎするような儀式ではなく、日本人の成人の仲間入りとして厳かな儀式でした。多分にモノゴトの自覚を促すために、古来からこのような儀式は続けられてきました。
成人式だけでなく、通過儀礼は組織や団体への仲間入りの時などに行われています。学校の入学式、会社への入社式、宗教組織への帰依、団体への入団式などが通過儀礼です。そこでは、新人として組織に入るに当たり、決して組織に泥を塗るようなことは行いませんと約束をし、先輩などからイビリやイジメに近い行為を受けて、それに耐えることを求める組織もあるほどです。
問題は、起業家の場合です。起業は組織ではありませんから、通過儀礼に準ずるような儀式はありません。ただ、法律に則って、不正行為は行わない、少しでも人のためになる起業を目指すなど、自分なりの誓いを立てることは必要です。そこで、最近とても重要視されるのが使命(ミッション)です。自分が行う事業に対して、使命を自分から課します。
また、通過儀礼と同様の儀式を、自分自身で行う事業家や起業家は大勢います。事業家の場合は、宗教心が強くなると言うのも、人災や天災から身を守ると同時に、自分の気持ちを律する精神が強くなるからです。儀式、儀礼と言いますと、自分とは縁遠いと思っている人も多いと思います。ただ起業をして、不況の真っ只中に立たされますと、人は強い精神を持ち、少しでも運が良くなることを願うものです。
「起業を目指す人の
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