今年は冬季オリンピックが開催されることもあり、スポーツ報道が熱気を帯びています。不況色が濃く暗いニュースばかりの現在、テレビが放映するスポーツ番組は、手軽に感動と接することができる機会で、視聴率も確実に高い数字を示します。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気でお過ごしですか。コンサルタントの中山おさひろです。
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本来、スポーツばかりでなく、テレビドラマや映画など感動するシーンが多いはずなのに、最近はほとんど話題になることがありません。そんななか、11日付の主要新聞に「日本感動大賞」の募集広告が掲載されました。ラジオのニッポン放送が主催で、「もっと感動がいっぱいの日本へ」の副題が添えられています。感動する話を募集して、最優秀作の大賞には100万円の賞金です。
ここ10年以内におきた感動する実話を、自由な形式の文章にして募集しているのですが、共催と事務局はリンダパブリッシャーズの社名になっています。この会社の S 社長は、わたしが注目している起業家です。06年5月に起業して、書籍の企画、編集、出版を行っています。そんななか、「おっぱいバレー」の出版でSさんは有名になりった人です。書籍出版と言いますと、現代では不況のなかでも特A級の不況業種です。
その中で起業したことも特筆すべきことですが、S さんは書籍になる前段階のプロットの著作権を主張している人です。映画やテレビで使用されるシナリオなどは、本になる前の粗筋(プロット)を書くライターがいますが、彼らの仕事は著作権を認められていません。S さんは、このプロットを出版して売り込むことを考えている人です。
詳細は知りませんが、今回の「日本感動大賞」にしても、S さんがニッポン放送に企画を持ち込んで、大賞受賞作を映画やテレビドラマにすることを考えているようです。ニッポン放送だけではありません、今のメディアは企画力も、運営力も極端に不足しています。S さんの会社が、全ての事務作業もすることを条件に、タイアップが実現したと思われます。
このようなケースはドラマの企画モノに限りません。大手メーカーの販売促進にしても、大手会社のイベント開催にしても、最近は面白い企画持込と実現のための事務作業の請け負いを合わせると、ほとんどは実現可能なようです。どこのメディアも人手不足は深刻ですから、持ち込み企画大歓迎のこの時期を、企画指向の起業家が見逃す手はありません。
「起業を目指す人の
身近な起業相談」 OSA研究所
一度は第三者の視点を通して実現性を考えてみては?