中高年の雇用が極端に厳しいこともあって、フランチャイズで開業を考える人が増えています。ただ、会社に勤めるか、事業を興すかでは、それこそ天と地ほどの違いがあります。必要とされる能力も努力も、180度違っています。そこを認識した上でフランチャイズ加盟を考えないと、お金も時間もどぶに捨てるようなものです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。コンサルタントの中山おさひろです。
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このブログを読んでくれている人なら笑うかもしれませんが、「フランチャイズは本部が全てを用意してくれて、加盟する側は資金と労働力を揃えるだけで、明日からでも開業できる」と考えている加盟希望者がけっこういます。90年代後半のフランチャイズブームの時には、そんな気楽な気持ちで開業した人の多くが、1年も営業を続けられずに廃業しました。
やはりフランチャイズと言えども、マネジメントやコミュニケーションなどビジネスの基本が出来ていないと、継続的に事業を続けることはできません。また、自分の好きな仕事を確実で信頼できる本部を選んで加盟することも、フランチャイズでは重要な要素です。そのためには、時間をかけて慎重に本部探しをすることです。
そんな人に向けて、3月9日(火)から11日(木)まで東京ビックサイトでは、日本経済新聞社主催の「
フランチャイズ・ショー2010」が開催されます。わが国でのフランチャイズショーとしては最大規模で、飲食業47社、サービス業46社、小売業19社の約112社が今のところ出展を予定しています。
このような展示会に出店する本部は、現在積極的に加盟店の募集をしている本部でして、ほとんどは会社の設立から日の浅い本部が中心です。まだ、安定したビジネスモデルのできていない会社も多いですから、このような会場で加盟を決める必要はありません。ここに参加していない本部にも、良い会社はいっぱいあります。ただ、色々比較するためにも、見ておくことに意義があります。
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