世の中不況になりますと、地価に関する話題はほとんど聞かなくなりました。もう、土地への投資で儲かることはなくなっていますから、関心がすっかり薄らいでいます。そんなこともあって2010年1月1日時点の公示地価は、全国平均で前年比-6.1%、東京都心部ではー12.5%も下がっています。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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わたしには縁のない話ですが、資産家からしますと所有する地価が1割以上も下がっているのですから、目眩のするような話だと思います。今ではお伽噺のようですが、10数年前までこの国には、「土地の狭い日本では、地価は絶対下がらない」と言う土地神話を真顔で話す人が大勢いました。
多分、現在の地価を世界標準に合わせるまでには、もう少し引き下げの時間が必要です。その間、経済のパイが小さくなり続けていますと、追加的に地価が下がる可能性もあります。不況が好転して、デフレが止まるまでとなると、地価が安定するまでにはそれなりの時間が時間が必要です。
モノが売れない時には家賃が下がり、売れ始めると家賃が上がると言うのは経済原則です。現在、不動産市場は借り手市場ですから、開業する側にとって有利です。ただ、家賃が安くなっただけで開業する人はいないと思います。やはり、商品やサービスが売れることが第一です。売れる見通しが立った上で、開業のための店舗探しを始め、そこで家賃の高い安いが問題になります。
開業して成功している人の話を聞きますと、ほとんどの人は家賃の高い安いを視野に入れてません。やはり問題は、お客さんを集めることが出来る店舗かどうかが重要で、家賃の問題はその後に発生するようです。ただ、ここでも気持ちよく借りることが出来るかどうかが問題で、あまり家賃でもめるような物件は避けています。ケチが付くと上手くいかないのは、人間関係と同じです。
明日からの連休の方
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