3月26日、わが国では初めて首相官邸に外国人ジャーナリストや日本のフリー・ジャーナリストを入れて、鳩山首相の記者会見が行われました。これまで、日本の大手マスコミだけが参加できる、記者クラブ主催の会見でしたので、情報を受ける側としては画期的なことです。外国での取材では、自由に首脳の会見に参加できますが、日本の会見では限られた会社だけしか参加できませんでした。
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よく、携帯電話の開発方法のように、キャリアと呼ばれるドコモやKDDI、ソフトバンクの認知を受けた携帯会社以外は参入できない仕組みを、ガラパゴス化と言います。日本メーカーは輸出できませんし、外国メーカーからも輸入できない、孤立した技術のことですが、政治の世界でもこのガラパゴス化進んでいました。
簡単に言いますと異質な存在を排除する論理です。仲良しクラブだけでモノゴトを決めようとする考えです。組織が小さいうちは問題ありませんが、大きくなりますと直ぐにきしみが現れます。最近では、トヨタ自動車のブレーキ問題が当て嵌まります。米国で大問題になっていても、日本のマスコミは大スポンサーのトヨタには誰も問いただしません。
最初に発言したのは、トヨタ自身という失態をマスコミが犯しています。そのため、米国では徹底的に叩かれることになりました。本来は、国内でマスコミがトヨタの非を指摘しておくと、外国での対応ももう少し違ったものになると思います。日ごろからビジネスにおいては、マスコミの厳しい指摘は欠かせません。そのことが、企業運営をスムーズにします。
起業においても同様のことが言えます。経営に慣れていない起業家は、誉められると相手を良い人と思いがちです。でも、起業当初の経営では間違いを多く犯します。そこで目をつぶってしまうか、誰か他人が指摘するかによって、起業の将来は大きく変わります。起業においては、異質な質問や厳しい指摘に対し、素直に耳を傾ける勇気が重要です。
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