日本人の生活習慣は、グローバル化が進んだこの10年くらいで大きく変化しています。1990年代には、比較的よく外食をしていた家庭も、収入の減少にともなって自宅で食事をすることが増えています。そのため、調理用品の売れ行きがこれまでになくよくなっています。その影響でしょうが、今年のバレンタインディでは、女子高生の間で手作りチョコが大流行しました。
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生活習慣の変化は、多くの商品の売れ行きにも影響を与えます。贈答品通販の
ギフコムのネット調査によりますと、若い女性の間でプレゼントをする習慣が広がっているようです。これまで、わが国では広く行われていた贈答とはまったく異質なプレゼントです。贈答の場合は、お歳暮やお中元に代表されるように、高額な商品を礼儀的に贈る習慣でした。
若い女性のプレゼントの場合、小物で低価格、相手に負担にならない商品です。ネット調査によりますと、「贈り物を選ぶのが楽しい」が20代女性では最も多く86%にも達しています。礼儀的ではなく、贈り手側の楽しみでプレゼントをしています。そのため、「包装やラッピングを重視する」と答えた人も、20代女性には65%もいます。
これまでの40代や50代の人たちに共通している贈答品の考え方とはまったく違う、20代のプレゼント思想があるようです。多分このプレゼント思想は、年齢の高い人の中にも少数派としていたのでしょうが、20代男女の間では顕著になっています。
ギフト市場は、不況の影響を最も受けやすい市場です。そのため、企業などの法人需要は大幅に減少が続いています。一方、個人同士のカジュアルギフトの世界は拡大を続けており、法人の落ち込みをカバーしていて、09年は前年比で微増になるほどです。
この需要を起業にどう生かすか、起業を考えている人にとっては面白い命題です。安価なギフト用品のネット販売ではあまりに短絡的です。最近多いのは、商品販売やサービス事業を行っている会社が、お客さんへのプレゼントとしてギフト商品を贈るケースです。起業する時の、お客さんへの挨拶代わりのプレゼントなど、考えてみてはいかがでしょうか。