日本経済新聞最終面には、各界で大きな業績を残された人の伝記を、1月掛かりで連載する「私の履歴書」があります。3月は、ユニチャームの創業者で、わが国の代表的な起業家の一人、高原慶一朗さんが登場しました。高原さんは、父親が経営する会社とはまったく別の会社を自分で起業、紙を使った加工製品の生理用品や紙おむつ、マスクなどで、わが国トップ企業に成長させています。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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その高原さんはメモ魔としてとても有名です。どんなに有名になっても、高齢になっても、参考になることは今もメモをして情報収集に当たっています。わたしも、仕事の習慣から常にメモは取りますが、高原さんの時間的な長さと整理ノートの量には到底敵いません。高原さんのメモに限らず、起業家と大きな成功を収めた人には、似たような共通項があることにある時期から気付きました。
最初に気付いたのは、背筋がピーンと伸びていることです。わたしの憶測では、起業をしようとする人は、そのほとんどが周囲から反対されています。そのため常に周囲への対抗心から、背筋を伸ばして気迫では負けないように努力する姿だと思います。姿勢がよいために、話をする声もとてもよく通ります。人一倍存在感が増しているように思います。
また、自分で小まめにメモをすることも似ています。何せ、暇を見てはいつも書き込みをしています。ただ書くだけですと、そんなに大変ではありません。話を聞きますと、そのメモを家に帰ってからノートに整理する人がほとんどです。その上に、このノートを暇なときには常に読み返しています。この辺から、誰にでもできる習慣でないことが分かってきます。
何度も読み返して、AのプランとBのプランを結びつけるとか、昔のアイデアを今生かせないか再現してみるとか、1度考えたことは何度も何度も利用しようとするようです。もうこの辺になりますと、起業家の執念みたいなものです。
わたしは、成功する起業家の共通項には大変興味がありまして、一時期よく考えていました。その結果ですが、単にマメなだけでなく、考えたことを実行に移す行動力が伴うかどうか、ここに成功する人と上手くいかなかった人の、違いがあるように思っています。
書籍は起業にとって大きな味方です