最近ショックを受けたのは、日本経済新聞の連載記事に載っていた一文でした。「世界の総人口は68億人。このうち日本人の割合は2%に足らず、地球に住む98%は外国人です」。現在、わたしが起業相談を受けたり、コーディネートをしている日本市場は、世界のほんの2%にも達しない市場を相手にしています。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
コンサルタントの中山おさひろです。
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最近はヨーロッパの中小企業が日本に進出してきて、日本の製造業を系列化しようと知恵を絞っていますが、彼らは世界の20%、30%の市場を相手にしてます。その分、小企業と言えども外国での交渉は上手です。日本の中堅企業の社長を相手に、子どもと腕相撲をするような要領で取引をしてます。それはそれは、巧みな交渉術を身に着けています。
これから起業する人も、やはり世界の2%市場を相手にするより、少しでも広い市場を相手にしていないと将来がありません。今、わが国で売上げを伸ばしたり、高い利益を上げている会社の大半は、海外と直接なり、間接に取引をしている会社です。自社では海外と取引をしていなくても、主力取引先が海外事業で利益を上げているようなケースも多くあります。
そのため、まずは直近は国内顧客向けの起業であっても、そのなかに営業メニューの一品として、外国向けの販売を入れることも考えられます。当然、海外製品の輸入販売という方法もあります。最初は、代行会社を使っての輸出入でしかたありませんが、徐々に自前で輸出入を手がけることによって、海外ビジネスのスキルも向上するはずです。
一度、少額の個人取引をするだけで自信がつくといいます。将来、本格的な取引を考えるなら、一度JETROに相談に行く手もあります。また、英語など外国語の学習をすることも必要です。このまま、縮小する日本での国内ビジネスばかりに悩むより、今度10年、20年と長いビジネスを考えるなら、早めに外国を視野に入れた起業を考えることも大切です。
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