世界のニュースを見ますと、迫っている危機に騒然としているのが今の世界のような気がします。米国では、ニューヨークのタイムズスクェアで爆発物を積んだ車が発見され、パキスタン人の米国籍者がアルカイダの指示で犯行に及ぼうとしたことが判明しました。ルイジアナ州沖のメキシコ湾では、海底から原油産出のためのホースが3ヵ所破れ、大量の原油の流出が発生しています。米国史上、最悪の流出事故に拡大する可能性が高くなっています。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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ヨーロッパでは、ギリシャの財政が破綻の危機を迎え、その影響はEU各国に及びそうです。ギリシャ国内でのゼネストに加えて、ポルトガルやスペインでも財政危機が噂され、国家の信用不安が公然と話題になっています。アジアでは、タイを除くと危機的な状況の国はありません。そのなか、わが国は普天間基地問題で大騒ぎしています。ただ、他の国と比べますとどうも危機感のピントがずれている感はぬぐえません。
本当は、わが国も財政危機が迫りくる大問題なのですが、まだ削減に向けての第一歩さえ踏み出せずにいます。鳩山首相は、5月中には米軍基地の目途をつけるとしてきましたから、今後は責任問題が出てきます。米軍の基地問題で首相が辞めていたら、年に1、2度は首をすげ替えていなければならないため、落としどころを探すのでしょうが・・・。
一連の鳩山内閣の失敗を考えますと、内閣を作るに当たり、最初に平野某氏を官房長官に指名したところから間違いがはじまっています。国民の期待が大きな内閣でしたが、あまりに個人的な事情を優先させすぎました。起業においても、この最初の一歩での誤りが、その後長く尾を引くケースは珍しくありません。鳩山首相にとってはできの悪い側近を官房長官に据えた失敗です。
仲間内だけによる人事は、どうしても甘えを招きます。本来、起業の場合ならお客さんを、政府なら国民と向かい合わなければならないのに、仲間内のやり取りで問題を解決できると錯覚してしまいます。起業においては、従業員を採用するにしろ、取引先を選ぶにしろ、コンサルタントに依頼するにしろ、第一歩は慎重に大胆に、深く考えてから実行すべきです。
鳩山首相の場合は、5月末には官房長官をすげ替えることによって乗り切ると思われます。これが起業の場合ですと、採用した従業員の失敗の性格によっては、廃業や倒産にまで追い込まれる可能性さえあります。特に、最初に採用する人に関しては、その後の起業の方向性を決めることにもなります。慎重に、よく考えて行動してください。
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