日本政策金融公庫の調べによりますと、2009年度は宮城県で中高年の起業が大幅に増えています。全国的に起業向け融資が減少しているなか、仙台支店は増えていて、特の55歳以上の人の宮城県での融資は43%も伸びています。宮城県で何が起こっているのか、興味のあるところです。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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今、仙台周辺には、首都圏から移転する東北出身の希望退職者や定年退職者が、多く移り住んでいます。この人たちの中に、起業する人が少なからずいるようです。また、仙台市から北へ約30キロ大衡村では、11年からトヨタ自動車が新工場でハイブリッド車の生産を始めます。ここでの仕事をターゲットに、新たな起業を立ち上げる人たちもいます。
東北各地は過疎化が進んでいます。長年住み慣れた土地を離れた人たちが、仙台周辺に転居して仕事を探します。この人たちの中にも、中高年では就職することが難しいことから、起業する人が増えています。東北と言う広いエリアのなかで、仙台周辺への集中が想像以上の早さで進んでいます。特に、飲食業と製造業での起業が多くなっています。
実は、このような傾向は仙台だけではありません。北海道ですと札幌。九州は福岡。中国ですと広島と云った具合に、周辺地域の中核都市では中高年の起業が増えています。サービス業や小売業のように、お客さん相手のビジネスでは、人口の増えている場所での起業は鉄則です。一見、人口の減少が続いている都道府県でも、詳細を調べますと人の増えているところがあります。
これらは、出店予定地の人口調査を正確に調べて、お客さんになりそうな人が大勢住んでいる地域で起業するに限ります。起業相談で話などを聞いても、しっかりしている起業家は人口の増減に関して、よく事前の調査をしています。このような緻密な調査なくして、開業を考えることは難しい時代になってます。
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