ビジネススタイルは、時代と共に変化していきます。飲食店が、駅前や商店街から郊外のロードサイドへと移ったのは、2000年初頭までの話です。今は、郊外から駅前へと逆戻りする現象が各地で起こっています。若者のクルマ離れがあります。また、飲酒運転に対する罰則強化も大きな圧力になっています。お客さんを大量に集めなければビジネスが成立しない、大型店舗営業が難しい時代になりました。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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まったく同じような歩みで小売りにおいても、郊外のホームセンターが続々と建設された時代が頭打ちになって、2000年初頭からは売上げがほとんど伸びなくなっています。反対に、商店街で開業しているドラッグストアは人気で、業界平均では毎年10%近い売上増を記録しています。小売りの主役は、百貨店・スーパーからホームセンターに移り、今は専門店に代わっています。
このような変化は、多分に人口の高齢化がもたらす消費者層の変化に伴うものです。自動車の売れ行きが落ちていますが、クルマで買い物をする世帯層が減り始めていることが影響しています。また、大量購入する家庭が減って、少量の小口買い家庭が多くなっています。ビッグビジネスから、スモールビジネスの時代が再び到来しています。
今、小売業界で囁かれている成功のための条件は、以前成功した売り場作りを固執しないことです。ビジネススタイルは変化しています。また、他では売っていない自前商品を探してきて、他では行っていない独自の商品情報でお客さんに伝えることです。そのためには、メーカーとの間に強い信頼関係を構築することが欠かせません。ビジネスの原点に戻っているような気がしてきます。
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