アート引越センター会長の寺田寿男さんが、当時高2の女子生徒にわいせつな行為をした疑いで書類送検されました。寺田会長と社長の寺田千代乃さん夫婦は、起業を目指す夫婦にとって憧れと云う人が少なくありません。また、今回の事件を通じて、会社が大きくなる中で夫婦関係も変化していることが分かってきます。起業は、男だけのものではないことです。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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この夫婦が起業したのは、寿男さんが22歳、千代乃さんが21歳の時です。今から42年前、運送会社に勤めていた寿男さんが、結婚と同時に独立してトラックをクレジットで買って、寺田運輸を設立したと云います。8年後には、業界初の引越専門の運送会社アート引越センターを分社独立し、それまでの男の頭でしか考えなかった引越しを、女性の視線を取り入れたアイデアでお客さんを増やしていきます。
「作業員では、引越で新築の家に上がるときには、新品の靴下に履き替えさせる」 「引越した後からの家具の移動に関しては、1年間は作業員が無料で出向く」 「家具や家財道具の運搬中にトラックの中で殺虫サービスを行う」 これらは、アートが新たに導入した引越サービスの一端です。このようなアイデアを次々に出しながら、暮らしのサービスを売る会社として成長しました。
現在は、輸入高級車の販売やマンション・分譲住宅の販売、産直品や家電、サプリメントの販売、保育施設の運営と暮らしに必要な商品やサービスを提供しています。ただ、これらのアイデアや新規事業は、ほとんどが社長の千代乃さんによって生まれています。多分に起業する場合も、お客さんの半数以上は女性ですから、女性の方がニーズを掴むには有利な立場にいます。
その上、このアートの寺田夫婦の場合、千代乃さんは女性で初めての関西経済同友会代表幹事を経験し、現在も女性初の関西経済連合会副会長を行っています。経営するアートコーポレーションの株主比率でも、寿男さんが14%なのに対し、千代乃さんは21%弱と強い立場にあります。夫婦での起業も、苦労しているときは協力して頑張りますが、軌道に乗りますと気持ちは離れやすいものです。多分にこの夫婦の場合、結婚から現在まで時間が長すぎるのかも知れません。
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