世の中には多くの学術分野がありますが、近視眼的な行為に対して注文が付けられる学問は、経営学の世界だけです。本来、近視眼的マーケティング=マーケティング・マイオピアとは、商品のモノづくりの過程において、機能ばかりに目を向けて製造すると、お客さんニーズが見えなくなり、環境の変化に対応できなくなると言うものでした。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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それが最近は経営分野まで拡大され、近視眼的な意思決定は判断を誤る元として強く戒められています。会社経営において、目先の販売不振にばかりに気をとられていますと、社内の管理体制に目が届かず、社員の使い込みによって会社が傾くといった例はよくあります。会社経営者になったら、得手不得手や好き嫌いに関係なく、常に会社全体を見回すことが求められます。
起業でよくあるのは、創業した時のビジネスが不振になっても、いつまでも方向転換のできない起業家です。経済は生物ですから、お客さんの好みによって売れ筋商品は常に変わります。売れなくなった商品をいつまでも抱えておくよりは、安くでも早く売りさばいて、次の売れる商品に方向転換しないと、資金力の脆弱な創業したばかりの会社では資金がショートします。
また、起業して1年目、事前の予想を上回る利益を上げ、2年目はもっと利益を増やそうと、利益をそのまま投資に回したりしますと大変なことになります。決算から2カ月ほどした時期になりますと、税務署から所得税納付の督促状が届きます。起業したばかりの人が陥りやすい落とし穴ですが、税金の請求が一気にきます。サラリーマンのころは分割でしたが、経営者には1度に来ます。
これらの問題は、あらかじめ準備や予防をしていないと、一発で会社が倒産する羽目になります。近視眼的な視点で会社経営をしていては、とっても継続的な経営は難しいことが分かると思います。人から話を聞いたり、書籍を読むなどして、このような落とし穴にのめりこまないように注意することです。
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