起業家にとっては、インターネット販売で何かと関わりの多い楽天が、今度は中国の検索最大手の百度(バイドゥ)と共同で、中国においてショッピングモール事業を展開します。その名も、「楽酷天」と書いて中国語で「らくてん」と読むようです。最初、この命名は冗談かと思いました。「とても酷な楽天市場」と読めるからです。同時に、中国語の奥の深さに驚きました。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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楽天は、専門の出店支援部隊を編成して、ショッピングモールへ多くの企業や個人の出店を呼びかけています。特に地方の老舗企業には、商品の販売を積極的に勧めています。ただ、ネット販売の素人が出店しても、利益を出すのは非常に難しいのが現実です。例え老舗企業であっても、ネット市場でのビジネスは、相当のネットプロを雇っていない限り素人同然です。
従来から、ネットで販売すると売れると言う先入観があります。しかも、路面店舗で相当金額を売っている会社の場合、経営者は自分の会社の商品が売れないはずがない、と言った思い込みがありますから問題です。個人の場合も、他では売っていない商品や、経営者がよほど精通した商品の販売でないと、まず売れないと思ったほうがよいです。
しかも、楽天市場を通さず自前のサイトの魅力で売ろうとしますが、今度は検索ランキング上位を狙う必要があります。代わりに、オーバーチェアと云って検索ランクの上や横に広告を出す場合、ここでもワンクリックで数百円や数十円と言った費用が掛かります。中堅や大手企業のように、年間数百万円以上の広告予算のある会社なら問題ありませんが、小企業ですと大変な負担になってきます。
結局は、安い費用で参入できるネット販売と云っても、実効性のある利益を見込むなら、相当額の費用を覚悟しなければなりません。楽天市場やヤフーショッピングばかりが儲けて、ネット販売を立ち上げる起業家の大半は、ほとんど利益が出ないのが現実です。それにしても、「楽酷天」とは上手いネーミングをしたものです。出店者にとっては、こんな酷な話はありません。中国人に聞かせてあげたいくらいです。
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