わが国は、全体的にイベントの少ない国です、わたしはイベント関連の起業には、社会から受け入れられる余地が大きいと睨んでいます。「宝探し」と言うイベントをビジネスにして、起業したS さんもそんな一人だと思います。彼は、子どものころから好きだった「宝探し」を、ビジネスに取り入れようと考えたのは、学校を卒業して勤めた大手旅行代理店の頃です。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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旅行代理店の社員時代に、「宝探しツアー」を企画・提案して大きな成功を収めました。単なる「宝探し」好きが、ビジネスで起業を考えたのはこの成功した時だと思います。余談ですが、会社勤めから起業する人の大半は、仕事の中に起業するビジネスの要素を取り入れ、色々と実験してデータを集めています。会社を辞めてから実験すると、大変なお金が掛かりますし、失敗を恐れて思い切ったことができません。
S さんは31歳のとき退職して、自宅を事務所に「宝探し」のプロジェクトを立ち上げています。ただ、半年以上はまったく注文がありません。今から9年前のことですが、誰も有料の「宝探し」など考えるはずもありません。多分現在でも、そんなビジネスがあることに半信半疑の人は大勢いると思います。8月に長崎ハウステンボスで行なわれる「宝探し」では、第一発見者の賞金は200万円と聞いて、「ウソ~」と呟いた人も大勢いると思います。
S さんの会社は、旅行代理店、広告代理店、全国自治体、テーマパークなどとタイアップして、「宝探し」イベントを開催します。昨年、わが家の近くの大型公園でも開催されましたが、多くの人が参加して予め決められたルールに従って「宝探し」を行い、最も早く探した人を表彰します。大人も子どもも関係なく、冒険心と達成感が満たされる知的レベルの高い遊びです。
09年には、全国35カ所以上の地域、施設、テーマパークで開催され、25万人以上の人が参加しました。Sさんのビジネスのように、これまでになかった新ビジネスは、競争相手がなく大きな利益も可能です。ただ、2年以上仕事がなくて、食うか食われるかの状態が続いたように、大きなリスクが待ち受けています。まずは、自分自身が楽しめる仕事であることが大事です。わたしが行なっている個人向け起業相談も同じ道を歩んでいますが、結構覚悟のいるビジネスであることは確かです。
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