米国は、メキシコ湾での原油流出が2カ月に渡って続いていて、今もって解決策を探しあぐねています。ニュースも、メキシコ湾から大西洋に流れ出るのは何時ごろか、原因企業のBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)のCEOが、大西洋でヨットレースに出場したとか、BPから漁民や海上関係者への保証金がまったく支払われていないなど、暗い話ばかりが続いています。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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そんななか、海に流れ出た原油と海水とを分離する装置を製造している会社があって、BPはこの会社の技術に賭けているというニュースが流れました。将来の原油流出事故に対応するため、石油回収技術を研究開発している企業を1992年に設立したのが、俳優のケビン・コスナーです。日本でも、「アンタッチャブル」や「フィールド・オブ・ドリームス」、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」などでよく知られています。
彼は、有名な俳優がネームバリューでお客さんを集める副業型のビジネスではなく、 技術型ベンチャービジネスとして分離装置の会社を設立しています。その無名の会社の装置をBPが32台購入することになって、今は全米から注目が集まっているわけです。この出来事をキッカケに、米国においてダブルジョブのあり方が話題になりそうです。俳優の仕事とはまったく別の、ベンチャービジネスの創業とを行なっているわけですから。
わが国では、90年代後半の不況期から副業が注目を集めました。この場合は、主となる仕事があって、それとは別に副となる仕事を行なうことです。会社勤めと、時間給のアルバイトで仕事をするような組み合わせです。これが、主となる仕事を2つ行なうイメージなのがダブルジョブです。起業家が一つの仕事を軌道に乗せ、次いで新たな仕事で起業をするようなものです。
最近、このような仕事をしている人が意外と増えています。多分に外部から見ると関連性が見えないのですが、当人の中では双方の仕事が支えあっているようです。しかもとても大変なように見えますが、ダブルジョブは意外とストレスも溜まらず、よい回転に廻ると聞きます。起業で余裕のできた方、考えてみてはいかがでしょうか。それにしても、米国の原油流出が早く解決することを祈るだけです。
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