現在、参議院議員選挙の真っ只中です。各政党の候補者や代表者の発言を聞いていますと、誰の発言にも共通しているのは、「景気をよくします」の一言です。民主党も、自民党も、公明党や共産党まで、数十年間に渡って「景気をよくします」を言い続けています。そして、バブル崩壊以降は20年もの間、景気は一向に良くなりません。しかも、景気対策は言葉だけでなく、この20年で300億円以上の資金を使っての話です。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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日本人は、目先の景気ばかりを追い続けると言われます。これは日本人ばかりではありません。米国でも、英国でも、国民は目先の景気対策で生活が楽になることを望みます。そのため大変な額の資金が投入されていますが、思ったほど景気はよくなりません。経済学者や政治家自身も、目先の景気対策に資金を投入しても、そんなに効果が上がらないことは十分承知しているはずです。
ただ国民の多くが、特に政治に関心の強い人に限って、大きな声で景気対策を望むために、景気、景気を連呼しているに過ぎません。目先の利益を追う人間が愚かであることは、昔から童話にも歴史書にも載って誰もが承知していることです。ただ政治家は、景気を良くすることを約束しないことには、選挙に勝ち抜けませんから、景気対策をマニフェストにも、政治家個人の公約にも載せています。
本当は、今直ぐに実現しないことなら、3年後、5年後の実現を考えることです。政治家と違って、起業家は数年先に利益を得るため、今から投資をして起業の準備を行います。そのため、今好景気の業種よりは、今後景気が良くなると予測する業種に焦点を絞って投資します。はっきり云って、今好景気の業種に投資する人は素人です。この先を見る目が起業家にとっての価値です。
まずはビジネスの入口に立って、これから期待の持てる業種とはどんな業種なのか、しっかり考えてください。その上で、あらゆる情報を調べた上で自分に合った業種での起業を考えてください。起業家と政治家とでは、自分の行動に大きなリスクを取る点では似ていますが、将来を見る目ではまるで違っています。目先の利益を追うのは、愚かな人に任せておくことです。
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