ビジネス全般に言えることですが、売上げが予定以上に伸びているときと、以前は売れていたのに売れないときがあります。通常、よく売れるときは短期間で、売れないときは長いことがほとんどです。商品にしろ、サービスにしろ、時期的な要因がありますし、商品自体の販売サイクルとも関係しています。これから起業しようとする人は、この売れない時期をとても心配します。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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所が、この不況下でもしっかり利益を出している経営者のほとんどは、売れていないときよりも売れているときを心配します。売れ行きが好調なときは、社内は明るいですし資金繰りに心配する必要もありません。ただ、そのようなときには誰も悩むことがなくなります。経営者がいくらそのうち大波が来ると心配しても、社員はほぼ流れ作業で商品を売るだけです。
逆に売上げが落ちますと、何故売れないのか、代わりの商品やサービスはないか、社員全員が悩むようになります。この悩みのなかから、次の主力商品が生まれたり、流通システムの画期的な発見を生むことになります。会社という集合体は、悩むことによって大きくなり、強くなります。また、経営者自身もこの悩みのなかで、経営者として高いスキルを身につけていきます。
よく知られているように起業で最悪のケースは、開業して直ぐに扱い商品が大当たりして売れることです。初心者がいきなりホールインワンをしでかすビギナーズラックです。このような起業の場合はほぼ100%、次に来る不況で失速します。ビジネスを甘く考えてしまいますし、不況に弱い体質の会社になります。これまでにわたしが面接した、一度失敗経験のある経営者のほとんどに当てはまることです。
起業では、順調にいくことばかりを考えないで、順調にいかないことも想定してスタートを切ることです。しかも、順調にいかないときにはどのような方法で立て直すのか、その手順まで考えてスタートするくらい慎重さが必要です。
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