長崎のテーマパーク 「ハウステンボス」が、新たに英語学習拠点として”英語圏構想”を打ち出しました。長年の赤字経営から抜け出すため、今年の春から旅行大手のエイチ・アイ・エスの傘下に入りましたが、沢田秀雄社長が発表したものです。今後は生きた英語が使えるテーマパークとして、修学旅行の学生や会社の研修など、年間約30万人を受け入れる計画を立てています。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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この「ハウステンボス」は象徴的ですが、現在わが国では全国的に英語学習熱が高まっています。ここでもよく取り上げていますが、楽天やユニクロなど大手企業が、英語を社内の公用語として取り入れる動きが急です。ソニー、日本板硝子、日産自動車などでは、既に社内で普通に使われています。この産業界の動きは今後ますます広がります。
これまでわが国の企業は、経済大国の見栄もあって社内では日本語に拘っていました。所が、日本語だけでは、外国の優秀な人材を採用できません。しかも事業で扱う営業金額は、既に日本語の取引より英語の方が多くなっています。今後、この金額の差はますます広がりそうです。中国や韓国やタイの人たちと同じように、英語が話せないとできる仕事が限られる時代に入っています。
最近は、英語ビジネスによる起業を考える人も増えています。ストレートに英会話教室での起業は策がなさすぎる気がします。今は、楽天やユニクロなどは、英会話学校と契約を結んで、社員は低料金での授業参加が可能になっています。この動きは、これから社内公用語化を進めようとしている会社では、どこも採用しそうです。
そのため、日ごろから起業を考えていて英語ビジネスに関心のある人には、一捻りしたビジネスを考えてもらいたいものです。真っ向勝負の英会話教室では、大きな資本には敵いません。これまでここで取り上げてきた中には、フィリピンとスカイプで結んでネットによる格安英会話、英会話と料理教室とを同時に展開などがありました。
ちなみに英会話教室は、「買いたい価格調査」では、進学塾に次いで多くの人が割高に感じる価格のNO2です。イノベーションを駆使して、価格の安い英会話か他ではマネのできない英会話を考える時期です。