将来、起業を考えている人は、事業内容やお客さんからの換金の仕組み、計画通りに売上げが上がらなかった場合の対策など、どの辺まで実感していますか。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 8位です。
今日もクリックよろしくお願いします
人気blogランキングへ
起業する業種で事業経験のある人でしたら、大方の見通しは付くと思います。このような人は、実際に売上げの乱高下を経験をしていますから、見込み違いになるような大きな数字は出しません。
初めての業種で起業する場合は、どうしても期待値が大きくなり勝ちですから、予測を外れることが多くなります。実際にそんな立場になりますと、どうしても一歩踏み込んだ販売方法に向かいがちです。
以前、食品の通販をしていた人から話を聞いたとき、過去に誇大広告で訴えられた経験があると云っています。
まったく罪を犯すつもりはなかったそうです。ただ、売上げが下がって経営が苦しくなったとき、何の歯止めもないところから、社内の雰囲気で結果的にお客さんを騙す広告に走ったようです。
問題は、開業当初から彼の会社には、法律を守ると言う基本的な取り決めがなかったことです。日本では、モノゴトを明文化することを嫌う文化があります。
今月29日には、東京・大崎で人気のラーメン店「六厘舎(ろくりんしゃ)」が閉店します。開業以来5年、行列のできるラーメン店として知られていました。
この店の場合、あまりの人気でいつも長い行列ができるため、近隣の住民からの苦情が大きくなって、遂には閉店にまで追い込まれてしまいました。
問題は、売上げ不振だけで起こるわけではありません。人気の移動販売の飲食店などでは、お客さんの声がウルサイ、立小便で迷惑してるなどの理由で、絶好の場所を立ち退かされるケースがよくあります。
起業段階で、問題をできるだけ摘み取っておくことが大事ですし、問題が発生してからも早めに次善の策を実行することです。
ビジネスは、一度途切れますと新たにスタートさせるには、倍以上のエネルギーを必要とします。起業の時に、将来問題となりそうなことは抽出して、大きくなる前に早めに対応を考えることです。
【余談】
このところ、起業を目指していた人が、柱となる人材の不足によって開業を断念するケース3件の相談を受けました。うち1件は、当初の予定とは趣の異なる業態で開業しています。決して人が少なくなっているわけではないのですが、人材と言えるようなプロの人の雇用が難しくなっています。業種によっては、まず人ありきで、他では代わることのできない人材が必要な業種もありますから、人探しには慎重に大胆な行動が求められます。
開業に向けての起業相談は
ここからお願いします