日本人の起業においては、「気の合う」ことが大きな要素を占めます。従業員を探すときには、気の合う仲間を第一に考えます。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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起業のためのノウハウは、気の合うコンサルタントや講師のいるセミナーや講座で学びます。起業家向けの交流会では、気の合う人同士が集まって悩みを話し合います。
ほとんどの人が起業については手探りですから、自分の味方になってくれそうな人ばかりとコンタクトを取り勝ちです。
こんな日本人起業家の行動に、真っ向から異を唱える学者がいます。プリンストン大学で社会学を研究しているマーチン・ルーフ先生です。
彼は、多くの有名起業家を輩出していることで知られる、スタンフォード大学を卒業した起業志願者766人を対象に調査を行なっています。
仲がよく、気心の知れた、同質的な人としかネットワークを結ばない起業家に比べ、自分とははっきり違う思考の人たちと交流している起業家は3倍も独創的なビジネスをしています。
また、異質の人たちと多く交流することによって、発想が広くなり、効果的な情報に触れる機会も格段に多くなっています。
起業する場合は、会社勤めと違って自分の好き嫌いを基に組織を作ることができます。意見の合わない人なら、辞めてもらうことも可能です。
ただ、自分の思い通りのビジネスが、果たしてお客さんに受け入れられるかと言いますと、これはまったくの別問題です。
わたしは、反対意見も含めて多くの意見に揉まれることによって、起業は社会の厳しい視線に耐えることができるように思います。
最新の起業に関して、米国ではこのような研究が行なわれています。日本だけを特別な社会と思わないで、米国のこんな基礎的研究にも耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
【余談】
遂にと言うべきでしょうか、やっとと言うべきでしょうか、企業のデータ会社が経営の「危ない会社 教えます」と銘打って、経営実態公表セミナーを始めています。昨年から年に2回のペースで開催していて、「資金繰り」 「社内人事抗争」 「不祥事」 取引先撤退」 「債務超過」 の5つのポイントで300社を俎上に載せます。企業の透視化はますます進みそうです。起業に当たっても、人に言えない秘密は極力減らして、文句のつけられない起業を目指すことです。
夏休みは起業を考える休みにしては
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